カルチャー
[再掲]インタビュー

純烈・酒井一圭を脅迫した疑いで“ファンの女”逮捕! ジャニーズタレントもつきまといの被害に……「ヤラカシ」の心理を解説

2021/09/16 20:50
サイゾーウーマン編集部

 ブログに警告文をつづった大倉の心境について、杉山氏は、「かなり追い詰められていると思います」と見解を述べる。

「ヤラカシは、何をどこまでやらかすか予想ができないため、大倉さんは戦々恐々としているのでしょう。人間は、不安のスイッチが一度入ると、『こんなことも、あんなこともされるのでは?』と連想し、さらに不安が増すもの。大倉さんがブログに書いた内容は、とても理解ができます」

 大倉は、迷惑行為を「無視することが最大の抵抗だと思っていました」としつつも、「でも、言わずにはいられない」と、今回のブログを書いた背景を説明している。

「無視は、ヤラカシに最大の苦痛を与えるという意味では確かに“最大の抵抗”です。先ほども述べた通り、無視は愛情の反対ですから。しかし、何かしらのリアクションを求めるヤラカシは、無視されればされるほど、諦めるのではなく、ますます行動をエスカレートさせてしまう。なので、アイドルは、ヤラカシに“上手にリアクションすること”が大事。もちろん相手に、『ヤラカシをするといいことがある』と思わせてはいけないので、時々『やめてください』『ほかの人にも迷惑です』と伝える程度がいいのではないでしょうか。事務所に間に入ってもらっても、ヤラカシにとってそれは『アイドルに無視された』のと同じですし、それで迷惑行為がやむことはないと思います」

 そこで気になるのは、ヤラカシは“治るのか”という点である。例えば、ストーカー規制法違反で逮捕されたとしても、懲りずにまた同様の行為を繰り返す可能性も否定できない。

「改善はできます。ポイントは『現実感覚を取り戻せるか』です。例えばヤラカシ自身が逮捕される、逆にアイドルが恋人と結婚するなど、第三者が介入し、ヤラカシに現実を突きつけることで、改善することはあると思います。また、現実に耐え切れず、余計ファンタジーに逃げ込んでしまうヤラカシには、カウンセリングを通しての改善が期待できるのではないでしょうか。もしくは、ヤラカシが自ら気づくケース。『私は、こういうことをやるくらい、あなたのことが好きなのよ!』など、『ヤラカシ行為=正しい』と思いこんでいた人が、ふと冷静になったとき『私、一体何をやってるんだろう?』と気づき、足を洗うこともあると思います」

 大倉はブログで、「ルールを守らない方達」のことを、一度も「ファン」とは書かなかった。もしヤラカシたちが、大倉と自分のことを「アイドルとファン以上の関係」と信じ込んでいるのだとしたら、一刻も早く「ファンですらない」ことに気づいてほしいものだ。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2021/09/16 20:50
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