『激レアさんを連れてきた。』ゴルゴ松本の“意外な現状”に賛否! 「尊敬する」「面倒くさそうな人」の声
12月21日に放送されたバラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本が登場。“意外な現状”が明かされ、ネット上で話題を呼んでいる。
同番組の後半で、ゴルゴは「後輩への説教がエスカレートしすぎた結果、今は少年院で説教して夢と希望を与えている人」と紹介されながら登場。現在ゴルゴは法務省矯正支援官として、少年院で授業を行っているという。
「2004年に“後輩芸人への説教”を始めたそうで、これが今の活動のきっかけだと明かされました。その当時、人気番組『エンタの神様』(日本テレビ系)に出演してブレークする芸人がいた一方、波に乗り遅れた芸人たちもいたそうで、ゴルゴはそんな彼らに喝を入れるため『魁!! ゴルゴ塾』という会合を開いたのだとか。この会合では、“お笑い技術論ゼロの根性論オンリー”な説教を展開していたそうですが、結果的に『いい風が吹いてくる』と、芸能活動にも良い影響があると自負していました」(芸能ライター)
しかし、そんなゴルゴの自信とは裏腹に、後輩芸人の出席率は低下。試行錯誤する中で出会ったのが、現在も行っている「漢字」を用いた説教だったそう。
「歴史番組の出演オファーが来た際、歴史に関する本を読み漁ったというゴルゴは、漢字の成り立ちが書かれた本を発見。それ以降、説教に“漢字ネタ”を取り入れるようになったといいます。番組内には『ゴルゴ塾』に参加していたお笑い芸人・あばれる君もVTRで登場し、8時間行われたという授業について『スゴいなって気持ちが99%』としつつ、残りの1%は『長いな』と思っていたことを明かし、スタジオを笑わせていました」(同)
こうした説教を行ううちに、知人に紹介された男性から、少年院での授業のオファーを受けたゴルゴ。ここでも漢字ネタを使ったところ大ウケし、「もしかしたら、誰かのためになっているかもしれない」という思いを抱き、現在も継続して活動を行っているという。
「ネット上では『人のために働ける人って尊敬する。一度でいいから話を聞いてみたい』『説教好きが高じて少年院で授業してるって、人生何があるかわからないね』といった感心の声もありますが、『完全に後輩芸人へのパワハラでしょ』『やってることは立派だけど、なんか面倒くさそうな人だね』などと疑問の声も少なからずあり、賛否両論です」(同)
そんなゴルゴだが、後輩に対しては説教だけでなく、手が出てしまったこともあったようだ。15年3月に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の中で、ゴルゴは後輩であるお笑いトリオ・我が家の杉山裕之を「ボコボコにした」と告白。「上下関係をわかっていなかった」のが理由だと明かしていたものの、ネット上では「暴力はまずい」「パワハラではないか」などと批判を浴びていた。
少年の更生に関わる身である以上、こうした“実力行使”に出ることなく、説教だけで済ませてほしいものだ。