[女性誌速攻レビュー]「Seventeen」10月号

「Seventeen」女子高生に「男の意見が大切」と説く、“モテ=最高”の価値観に疑問符

「Seventeen」2019年10月号(集英社)

 「Seventeen」(集英社、以下ST)10月号の表紙を飾るのは、NHK連続テレビ小説『なつぞら』で、主人公なつの妹・千遥を演じ、高い演技力が評判を呼んでいる、ST専属モデル(以下STモ)の清原果耶です。今月号のSTは「目指せ+3歳(プラサン)見え(ハート)秋はオトナっぽでいく!」をテーマに、肌見せやオーバーサイズ、トレンドカラーなどを用いて、“ソク完成”する大人風のコーディネートを紹介するとのこと。しかし、表紙には「イベジェニ」や「SNSガチ勢です」、「4B通学メイク」といった、聞きなれない“若さ”全開のワードが散らばっており、外見とは反対に内面は“テンション高め”のご様子。JK用語に躊躇しつつも、早速中身を見ていきましょう!

<トピックス>
◎カルチャーヤンキーな秋スタイル
◎男子がJUDGE!! 学校モテのボーダーライン
◎STモのLINEをイケ読が添削してみた!

“にわか感”が漂う「カルチャーヤンキー」は謎だらけ

 初めにチェックするのは「イイコitemとワルitemをMIXしたらいまっぽくておしゃれって説! カルチャーヤンキーな秋スタイル」です。「カルチャーヤンキー」という言葉を初めて聞きましたが、同誌によると「ガチなヤンキーじゃなくって、イイコっぽいカルチャー感漂うアイテムと、ワルなヤンキーアイテムを組み合わせたファッション」とのこと。“ヤンキー”はなんとなく理解できるものの、一口に“カルチャー”と言っても、サブカル系やストリート系などテイストはバラバラですし、定義が曖昧すぎて、謎は深まるばかり……。

 紹介されているコーディネートを見てみると、メッシュ素材ロングスカートに丸メガネでギャップを狙うというもので、ヤンキーとは程遠く“普通”におしゃれといった感じ。「ヤンキーアイテムのボトムスと言えば、ボンタンだろ!」とツッコミを入れたくなります。そのほかには、シースルーシャツにチェックスカートを合わせたコーディネートを「クラシカルと油断させといてシースルーでギャップ狙い。透けてたって品はキープ可能」というコメント付きで掲載しているものの、「カルチャー」と「ヤンキー」の要素は一切感じられず。また、「クラシカル」や「品」の方を意識しているようなので、企画から外れているような気がしてなりません。

 また、撮影場所は、“オシャレカルチャー誌”がいかにも好きそうな中目黒のカセットテープ店や上野にある老舗純喫茶などを使用しており、ヤンキー感は皆無。元不良ヒップホップ・クルーのBAD HOPが誕生した、川崎の工業地帯で撮影した方が、「カルチャー」と「ヤンキー」感の両方を出せたのではないでしょうか? そもそも、“カルチャー感”が漂うファッションを身に着ける人の多くは、自身の趣味嗜好が、表面にも出た結果であるような気がしますし、外見だけ取り繕っても“にわか感”が出るだけ。“ヤンキー”っぽさについては、ネット上で「ヤンキー丸出し」と話題になりがちな、工藤静香の私服を参考にした方が、手っ取り早いかも?

SEVENTEEN (セブンティーン) 2019年 10月号 [雑誌]
前号で勝ち得た信頼を、自ら無にするとは……

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