芸能

小室圭さんと花田優一さん、いきすぎた“母子密着”の弊害か

2018/12/22 20:00

秋篠宮家の長女・眞子さま(27)の婚約をめぐる報道は、婚約内定者とされている小室圭さん(27)の米ニューヨーク留学で落ち着きを見せるかと思いきや、全くその気配はない。それどころか、破談を匂わす報道が続発しており、またプライベートに踏み込む報道も増えた。そのひとつが、小室圭さんと母・佳代さんの“母子密着ぶり”だ。

 報道が過熱した理由は、11月22日に秋篠宮さまが紀子さまとともに誕生日会見を開いた際のお言葉の影響だ。秋篠宮さまは「やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と、現状では婚約を認められない旨の発言をされた。これは破談勧告と受け止められている。

 12月20日発売の「女性セブン」1月3・10日号(小学館)でも“総力独走取材”と銘打って4ページの特集が組まれている。記事では小室さんのクリスマス帰国の可能性に触れているほか、婚約延期の発端となった小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルについて、親子で釈明会見をした場合の皇室への影響、また自宅に篭っている佳代さんが、小室さん渡米前に、小室家対応の宮内庁職員ではなく、両陛下にお仕えする職員に直接連絡を取り「秋篠宮ご夫妻に説明をしているのに話が通じないから両陛下に話を伝えたい」という趣旨の要求をしたことなどが報じられていた。

 この記事ではほかにも佳代さんが金銭トラブルの解決を皇室に求めた過去があるなど、“非常識な行為”を繰り返す母親であることを存分に匂わせている。それに加えて目につくのは、前述したように“母子密着ぶり”を伝える記述だ。

 佳代さんに400万円を貸した男性のコメントとして、シングルマザーの佳代さんが「息子の就職に有利だから」と婚約を求めてきたことや、小室さんが大学生だった当時も佳代さんと同じベッドで寝ていたことなどを明かし、佳代さんの人生は“息子が生きがい”だったこと、そして物理的にも母子密着状態であったことを報じている。こうしたエピソードから、読者は佳代さんが“息子を溺愛”し、小室さんが“お母さんにべったり”という印象を持つ構成になっていた。

 女性が結婚相手を選ぶ際、その相手の『母子密着』ぶりは大きな注目ポイントとなる。なぜならば結婚後に、過剰な母子密着により義母からいじめを受ける可能性が多分にあり、また夫からは義母を優先させるよう強要したりされかねないからだ。この記事からは、小室さん親子は“地雷”であるというニュアンスが色濃く漂う。いや、漂うというか、ダイレクトだ。

 そして今週、同じく“母子密着”が報じられたもう一組の親子があった。同日発売の「週刊文春」12月27日号(文藝春秋)は元横綱・貴乃花(46)の元妻・景子さん(54)と、その長男で靴職人の花田優一さん(23)について「異様な母子密着」と題し4ページの特集を組んでいる。

 記事には関係者のコメントとして、一家別離の根底に、この強い母子関係があるとあった。記事によれば、青山学院の幼稚園から小中学校を経てその後留学した優一さんに対して、青学時代、車での送迎が禁じられていたにもかかわらず景子さんは「うちは特別だから許して」と、ほぼ毎日車で優一さんの送り迎えをしていたという。

 また今年6月に『アナザースカイ』(日本テレビ系)のロケで、優一さんが靴職人の修行を行った地、フィレンツェへ出張した際も、景子さんは一泊の強行軍でロケに同行したそうだ。幼少期から成人した現在までも母子密着が続いているというわけである。

 景子さんと貴乃花は教育方針でよく揉めていたそうだ。一時はバスケットボール選手を目指していた優一さんを、貴乃花は「逆転ホームランなんてないんだ。お前が本当にバスケットボール選手になりたいんだったら勉強なんてしなくていい。毎日バスケをしていろ。その覚悟がなければ勉強しろ」と親として諭した。それに対して景子さんは「優一には優一の考え方があるんだから押し付けないで」と抗弁し、言い負かしていたのだという。

 うーん、家庭内の出来事のはずなのに、詳し過ぎるのはちょっと不思議だ。こんな話は、貴乃花か景子さんか優一さんの誰かが「こんなことがウチであってさ~」と吹聴していなければ、外部に知られない。それは小室さん母子も同じで、一緒のベッドで寝ているという話を、圭さんまたは佳代さんが「ウチでは普通だよ」と周囲に公言していたのだろうか。

 さておき、花田家の記事では優一さんの青学時代からの親友だという人物が「日本一の相撲取りと日本一のアナウンサーの子供に生まれて、彼は昔から『何かにならなくてはいけない』と焦っていた」と優一さんの言動を振り返っていた。たしかに優一さんは、バスケットボール選手を目指して辞め、その後、靴職人になったものの、なぜか現在は俳優の道を模索している。記事によれば、この紆余曲折する人生に並走し、景子さんはエールを送り続けている。まあ、母親だし……と思うが、子供の意思を全肯定しすぎるのもどうか、ということだろう。

 大抵の親は、子供の人生が豊かになるための応援をしたい生き物である。だが、それをいつまで続けるのかが重要だ。母子密着が強すぎれば子はいつまでも親を頼ってしまい、親も強く突き放すタイミングがわからなくなる。

 芸能界では、女優・三田佳子(77)の次男・高橋祐也被告(39)の例もある。これまで覚せい剤取締法違反で4度逮捕されており、前科2犯である高橋被告。今年9月には再び同罪で逮捕起訴されていた。

 今月13日に判決公判が東京地裁で開かれ、懲役2年6月、執行猶予5年の有罪判決が下されている。今回の逮捕まで、覚せい剤を繰り返す高橋被告を見捨てずに入院先を探したり金銭的にサポートしてきたのは両親だった。母親である三田が金銭的援助を続けてきたとも報じられている。

 だが彼はすでに39歳。自分の人生を自分で歩んでいくはずの年齢だ。[高橋1] 子供が困れば手を差し伸べたくなり、いつまでも一緒にいたいと願うのは親として自然な感情ではあるが、いつまでもそれでは子供は大人になることが出来ない。密着し続けることで結果、子供が自立できず、女性から敬遠されるとしたら、不幸だ。

最終更新:2018/12/22 20:00
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