[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」5月10日号

「婦人公論」が断捨離から離脱! 捨てない「収納」特集で見えた“ため込んだ人生”との向き合い方

 さて続いて紹介したいのは「長生き時代のご近所づきあい」。こちらも「捨てたいもの」の一つに数えられがちなご近所づきあいですが、「高齢化が進むコミュニティが増え、病気や災害に備えて地域のつながりを見直す声も上がっています」とのこと。「隣人や町内会とどこまで関わる?」アンケートでは、ご近所づきあいの利点と難点がてんこ盛り。「夫の具合が悪くなったとき、ご近所の方が病院まで連れて行ってくれた」「夫の祖父が認知症で徘徊。近所の方がやさしく声をかけて自宅につれてきてくれた」。一方「はす向かいの方が詮索好き。『ご主人はどちらにお勤め?』『土地はいくらで購入したの?』などと聞いてきて困惑している」「定年退職を迎えた男性が、一日中家の前で仁王立ちして通る人を観察している。夏場はほとんど下着だけなので、特に困る」。

 アンケートを見るとご近所づきあいの利点と難点は常に隣り合わせだということがよくわかります。近いからこそ、困ったときに助けてもらえる。近い関係になるからこそ、困ったことが起きてしまう。そして往々にしてご近所づきあいの難点は利点を上回るのです。その極端な例がこんなページにありました。「こじれにこじれた近隣トラブル、渦中の現場を訪ねてみたら」。こちら警察案件にもなったご近所トラブルの現場を訪れ、加害者と被害者に突撃取材しています。

 年を取ったらなるべく若い人の迷惑にならないように静かに暮らしたい……こんな妄想を木っ端微塵に砕く、大阪在住80代老女。今年、府の迷惑防止条例違反で逮捕され罰金50万円の支払いを命じられました。「判決文によると15年、道を挟んで斜め向かいに住むAさんに『おい、オメコしよーかー』などと叫び、人を著しく羞恥させる卑猥な言動をした、という認定である」。こちらの老女、それ以外にも「また若い男連れ込んどるんやろ」「昨日、激しいセックスしとったわ」「泥棒」「ハゲ」「乞食」「もらいっ子」「犬畜生」と、昭和の香り漂う罵詈雑言をご近所さんに叫び続けている様子。暴言のみならず時には武力も行使するようで、「ブロック塀越しにスコップで頭を殴られました。『何するの』と怒ると『ベロベロベー』と言って舌を出していた」。ベロベロベーって、おい!!
 
 こちらの老婆、近所でも有数の資産家らしく50万くらいの罰金じゃ痛くも痒くもないのが、これまたたちの悪いところ。瀟洒なリビングで骨董品に囲まれながらサロンを開催する70代もいれば、隣人をスコップで殴ってベロベロベーする80代もいる。おカネの功罪をまざまざと見せつけられた、今号の「婦人公論」でした。
(西澤千央)

最終更新:2016/05/08 19:30
婦人公論 2016年 5/10 号 [雑誌]
伊達に比べて、修造は選手と暑苦しいキャラをいち早く両立してたわ

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