カルチャー
[女性誌速攻レビュー]「Gina」6月号

婚活のために好きなファッションはやめた、と「Gina」で語る保田圭のトンチンカンぶり

2015/06/03 18:00

■ついにリアルGinaガールが登場!
 「Ginaガールズのクローゼットを立て直し!」と題して、読者2名がスタイリストの手によって着こなしを学んでいくという企画があります。「Gina」には、アパレル系のいわゆる「業界人」が次から次へと登場しますが、「読者」という括りでこんなに大きく登場したのは珍しい。イマイチ「Gina」読者像が不明だったので、チェックしてみました。

 登場しているのは、ライターと会社員、年は27歳くらいで「Gina」ガールズど真ん中のお二人です。ライターの方は、「Gina」っぽさも漂う、違和感はあまりない洋服。自身の定番服も、黒・紺・白・グレーを基調としたアイテムにデニムといったラインナップで、「Gina」ガールって、こんな感じなのね~と納得です。

 しかし、もう1人の方はあまりに「Gina」のイメージと違うファッションだったので、「AneCan」(小学館)を開いたのかと確認してしまいました。念のために断っておきますが、趣味の良い悪いの話ではありません。会社員の方を公開処刑するつもりでもありません。ただ、「Gina」じゃないのでは? と思ったんです。なぜなら、手持ち服がとにかくカラフルで、誌面でも「カワイらしくて乙女心をくすぐるようなデザインの服が豊富」「カラーも鮮やかで目を引くものばかり!」と評されているほど、ラブリーでカラフルな服だらけ。それこそ、ちょっとテコ入れすれば保田さんのいうところの婚活服になりそうです。具体的には、ボーダーカットソーの両肩に大きなリボンがついていたり、定番のデニムには全体的にラインストーンのようなものが散りばめられていたりと、とにかく一癖も二癖もあるデザイン服のオンパレード。うーん、「Gina」らしくない。

 強め、カッコいいが至上命題の「Gina」においては違和感しかありませんが、紺やグレー、ホワイトを基調としたアンニュイなイメージの写真が多い中、突然現れた鮮やかな洋服はとても気分転換にもなりましたし、印象に残りました。それで気になったのは、保田さんもラブリー読者も、ひょっとして今後の甘め路線開拓の布石なのか? ということ。「Gina」、さりげな~く方向転換中? 
(白熊春)

最終更新:2015/06/03 18:00
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