カルチャー
[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」10月7日号

友情特集のはずが、どうしても男女のいざこざに着地する「婦人公論」

2014/10/05 19:00

「子どもも巣立った私たち世代の女性は、今、『友達作り』を盛んに求めますよね。でも、きちんと自立できていないと、『どこに行くのも一緒』『私と同じくらいの関心を持ってほしい』『私だけ誘ってくれなかった』という束縛や懐疑が出てくる。こうなると地獄だよ」(吉永)

 小学生時代の仲良しグループ的意識を持ったままだと、中高年の友達づきあいは「地獄」。まぁあれだけ夫とは一緒にいたくないとのたまってる「婦人公論」読者ですから、「やっぱり基本、一人で生きていく覚悟を持ちたい」という吉永の言葉もすんなりと理解できるのではないでしょうか。ねぇ。

■友情のもつれは最高のボケ防止策

 もちろん、残間&吉永の友情は、お互い同じように仕事を成功させているという要因も大きいのでしょう。中高年の友達関係は“自立”と“自律”で成り立つのが理想だとわかってはいるものの、「私たちには時間がありません。古い友にせよ、最近出来た友にせよ、形だけのつきあいなら、思いきって切りすてていいと思います」(「Q&A ピンチの友に、どう接する?」より)ってんなこたぁ重々承知してはいるものの、それでも些細なことでこじらせるのが友情の難しいところであり面白いところでもあり。

 東貴博と柴田理恵の対談「仲間同士に“色気”はナシでしょう」でも、

東「もしかすると普通の主婦の人は、もうちょっと違う感じの友達づきあいを、男友達に求めているのかもしれないですよ」
柴田「違うというと?」
東「子育てもひと段落して、人生を考え直す時期でもあるじゃない? 家族や夫婦関係にストレスを抱えている人も多いでしょう。そうした悩みを相談したり、夫についてのグチを同じ男性に聞いてもらったりしたいという気持ちもあるんじゃないかな」
柴田「そういうのは私、よくないと思う。(中略)夫以外の男性に悩みを打ち明けたり、自分の弱みを見せるのって、どこか“色気くさい”というか、気持ち悪い」

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