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さんまは「女性蔑視」、大泉洋は「自分大好き」“実は苦手”な好感度男性タレントランキング

2016/07/17 15:00

 女性タレントよりも息の長い印象もある男性タレント。好感度ランキングが発表されると、見慣れた名前が並ぶこともよくある。とはいえ、表立って言わないだけで、実際には苦手な人が多いということも、ありえるかもしれない。そこで今回は男女100名に「実は苦手な『好感度男性タレント』は?」というアンケートを実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:男女年齢不問/有効回答数:100)。

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うるさくないさんまって不気味じゃない?

 ズバリ1位を獲得したのは、23票を集めた明石家さんま。いまだに多数のバラエティ番組に引っ張りだこで好感度も高く、知らない人はいないと言ってもいいほどの大御所だが、

「とにかくうるさいと思うし、それほど、面白いわけではないから」(40代/女性/その他専門職)
「いつ見ても元気でいいのだが、気分が落ち込んだときに見ると、うるさいと思うことがある」(30代/女性/専業主婦)
「しゃべりは上手だし、面白いので、とても好感が持てるが、ちょっとうるさいので苦手」(30代/男性/会社員)

など、その特徴であるマシンガントークがうるさい、という意見が多数を占めた。よく目にするバラエティ番組の司会だからこそ、聞いていて疲れてしまうので苦手、と感じる人が多いようだ。また、「自分のことが大好きで前に出すぎている感じが、見ていて疲れます」(40代/女性/パート・アルバイト)、「ほかのタレントが話をしているのに、自分の話にしようとして強引に入ってくるところが嫌です」(30代/女性/自営業)など、積極的に前に出る芸風が気に入らないという声も多い。

 そして2位になったのは、12票を得た福山雅治。昨年9月に吹石一恵と結婚して多くの女性を悲しませたものの、今年も4月クールの月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)で主演を務めるなど、活躍を続けている福山には、

「私はどうしても『イケメン』の男性を好きになれないからです。普通の落ち着いた男性がいいです」(30代/女性/無職)
「何でもこなす人だからです。つかみどころがないように感じられて、苦手意識を持ちます」(20代/女性/無職)
「素敵すぎて私には合いません。演技もあまり好きではないです」(30代/女性/専業主婦)

と、魅力的すぎるところが逆に苦手、という複雑な女心の垣間見える意見が集まった。その一方、「ナルシストで、自分が好かれて当然という感じに好感が持てず、今は落ち目だと思います」(20代/女性/学生)、「ナルシストっぽくて、自分に酔っている雰囲気が漂っているところが苦手です」(40代/女性/パート・アルバイト)と、自己愛が強そうという反感も見られる。さらには「何より47歳になった福山が、髪型も何も変えずにイケメンを演じ続けることに無理がある」(20代/女性/専業主婦)、「おじさんなのに下ネタばかり言って、カッコつけているところも気持ち悪い」(20代/女性/パート・アルバイト)という厳しい声も上がった。

 そして12票を得て同着2位になったのは大泉洋。北海道を代表するタレント・俳優として活躍中の大泉だが、

「人は良さそうだけれど、顔と髪型が好みでなく、ちょっと苦手です」(50代/女性/パート・アルバイト)
「とにかく顔、性格、話し方の全部がダメです。生理的に受け付けないです」(40代/女性/契約・派遣社員)

と、ルックスに関して、手厳しい意見が寄せられている。それならトークはというと、「思っていることをずけずけと言い、テレビを見ていると不愉快すぎます」(60代/女性/パート・アルバイト)、「攻撃的な発言・俺様的な態度・まぬけ面・才能ナシなどすべて嫌い」(40代/女性/専業主婦)などこちらも散々な意見が。

 続いて4位になったのは10票を集めたマツコ・デラックス。最近では、最も勢いのある司会者の1人だが「いつも口が悪いため、見ていてもイライラすることが多いから」(40代/女性/その他専門職)、「あの毒舌ぶりは、テレビとはいえ、聞いていて不愉快になることがたびたびある」(60代/女性/専業主婦)、「あまり毒舌の人が好きではないので、人気はあるみたいですが苦手です」(30代/男性/パート・アルバイト)と、歯に衣着せぬ“マツコ節”への反感が集まっているようだ。

 そして同じく10票を集めて、阿部サダヲも4位。「コミカルな役が多いと思いますが、なんとなくワザとらしい感じがします」(50代/男性/無職)、「明るいキャラクターを無理やりやっているような、何か深い闇を感じるので」(30代/女性/専業主婦)、「全てがわざとらしいところが苦手。面白いと思うこともありますが、大げさでちょっと引きます」(40代/女性/自由業・フリーランス)など、“売り”であるキャラクターが苦手という人が多い。

 歌手のゆずも10票を獲得し、同着4位に。「歌は嫌いでないが、基本的にどれも声が高くて、うるさく聞こえるから」(40代/女性/パート・アルバイト)、「歌手としての才能ではなく、外観や発声などに不快感を覚えてしまうため」(30代/男性/会社員)といった声が上がる。

 4位以下を見てみると、所ジョージとタモリが、仲良く9票でランクイン。どちらも名物司会者として引っ張りだこだが、所には「何年もネタが同じなので、使いまわし感が強く、面白くも何ともない」(40代/女性/無職)、「遊ぶだけで、稼いでいるから。芸が何一つない無能タレントだから」(20代/男性/学生)と厳しい意見が、タモリには「トークもそれほど上手じゃないし、元々あまり好きじゃないからです」(40代/女性/専業主婦)、「面白くないし、みんなが気を使って立てすぎていて好きじゃないです」(30代/女性/会社員)と、トークが面白くないことを指摘する声が寄せられた。

 そのほか、意外なところでは絶賛活躍中のテニス選手・錦織圭には4票が集まり、「付き合っている彼女がどうもいけ好かないので、女の趣味は悪いと感じる」(20代/男性/学生)という声が見られた。また、阿部寛には、1票しか集まらず、それも「ルックスは好きだけど、ドラマを見ていると、なんか退屈だと思う」(30代/男性/パート・アルバイト)と、本人よりも出演作への不満となっている。

 今回のアンケートでは、さんまのマシンガントークやマツコの毒舌など、そのタレントの個性とも言える部分に、苦手意識を持っている人が多いことがわかった。とはいえ、苦手だと言われても、持ち味である部分を変えるわけにはいかないだろう。結局のところ、万人に受けるようなタレントは存在しないのかもしれない。

『テルマエ・ロマエⅡ』
阿部ちゃんがとにかく愛されすぎていることがわかった
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