石川敏男の芸能デスクレポート

フジ『直撃LIVEグッディ!』、3月打ち切りへ! 「みんな暗くなっている」と出演者も愚痴

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『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ系)公式サイトより

 打倒『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)として始まった『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ系)が、来年3月で打ち切られる見通しだ。4月の放送開始から、一度も視聴率が4%を超えられず、8月13日には1部が1.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2部1.1%、10月15日には1部1.3%、2部1.2%という惨憺たる数字を出してしまった。ちなみに、裏番組のテレビ東京『午後のロードショー』にも勝てず、打ち切りが決まったとうわさされる『ゴゴスマ GOGO!SMILE!』(CBCテレビ)より低視聴率の日もあった。

 『グッディ』は7月の段階で、9月打ち切り説が飛び出していたが、フジテレビ・亀山千広社長が「事件モノでいくのか、ワイドショーの要素でいくのか。もう何か光脈を見つけて、視聴習慣をつけるところに入っているとは思う。そういう意味でも、夏休みが正念場だと思う」とコメント。低視聴率には「一番こたえているのは現場。今は一喜一憂するなと現場には言いたい」と語り、10月以降の続投が決まったのだ。

 しかし、視聴率は一向に改善されないまま、10月も過ぎようとしている。他局のワイドショースタッフは「とにかくウチの番組と経費の使い方が違う。『グッディ』の予算は、ウチの倍はあるかも。ウチはインターネットの簡易中継だけど、あちらは中継車を持ってきている。視聴者に届けられる映像の画質が違う。羨ましいことばかりですよ」と語る。

 低視聴率ゆえ、その後に放送されている夕方の『みんなのニュース』の視聴率も上がらない。局全体のイメージが壊れてしまっているのだ。番組の出演者である人物も「番組自体が終焉を迎える雰囲気になっている。スタッフも、自分も含めた出演者も、みんな暗くなっているからね」と愚痴を言っていた。

 また、フジテレビのネットワーク局に所属したこともある社員は、「半年で打ち切りにすべきだった。6月の段階で、視聴率が上がらないのは見えていましたし。フジ系列は、広告収益が地方のネット局に分配されるシステムですが、あの視聴率じゃ、ネット局からの突き上げも大きくなっていたでしょうからね」と、ため息をつく。

 80年代には視聴率の隆盛を誇ったフジテレビ。2000年代に入っても、日本テレビと視聴率争いを演じていたフジのプライドは、どこに消えたのだろうか。大きく変えなければいけないのは『グッディ』だけではなさそうだ。フジのプロデューサーは「編成は、次に何をしたらいいかわからない状況だから、次の動きを発表できない。番組を終了させることは、既成の事実ですからね」と言うが、果たしてフジの未来は――?

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

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