「イカせたる!」と頑張る男子に「イヤ」って言える? 紗倉まなが思う“無駄な気遣い”

 こんにちは! 紗倉です。汗っかきな私にとって地獄の季節「夏」が着々と近づいてきましたが、皆様はいかがお過ごしですか?

 今回のコラムテーマは「それって無駄な気遣い? Yes or NO!」です。好意を持って接した相手への気遣いが時には空回りしてしまったり、「気遣いが気遣いを生む」という負の連鎖に至ってしまうケースってありますよね。気遣いの案配って、意外と難しい……。良かれと思ってとった行動も自分の想像とは違う形で終わってしまったり、かといって何もしないと「気が遣えないんだね」と呆れられたり。ああ、大人になるとこういうことばっかり考えないといけないからイヤだ……イヤだあああああああああ!!!! あああ!!!!!!!!

 ……さてさて。叫んでスッキリしたところで、日常生活で「これは無駄かな?」と感じる気遣いを、目を背けずに分析してみたいと思います!

◎女性編

・勝負に備えて上下セットの下着を仕込む

 普段は下着の上下セットなんて気にしていなくても、いざ男性に見せるとなると「きちんと揃えなきゃ!」と意識する方は多いと思います(私はずぼら女子なので、ブラとパンツは大体いつも違うセットのものを付けています。喝!)。

 意外なのですが、男性に聞いてみると「(下着の上下がセットかどうかなんて)あんまり気にしないよ」という声もあるそうです。「脱がせてしまうからそんなに見てない」「暗いからよくわからない」という意見も……(ちゃんと見ろよっ☆)。フットネイルを塗ったりアンダーヘアを綺麗に整えていくなど、どんなに女性が「性なる夜」に備えて身体のケアをしても、あまり男性が見ていないだなんてちょっと残念ですよね。

・ご飯を食べる時の「なんでもいいよ☆」

 どんなものが食べたいか、どんなお店に行きたいかと聞かれても「なんでもいいよ」と返答してしまう方って結構いらっしゃるのではないでしょうか? かくいう私もそのひとりです(ぺこり)。聞いてくれた彼も「おうおう、一番悩ませる解答きた……」だなんて、さぞかし思ってるんだろうなと思いつつも言ってしまうこの台詞。まさに「気を遣った結果、気を遣わせてしまう」というスパイラルに陥るわけです。選択肢を与えすぎず、かといって絞りすぎず……ある程度の意志表示をすることも大人の「気遣い」なのかもしれませんね。

・H中に言えない「これイヤだ」

 時々思うんです。どうして男子って「潮吹かせたるで! イカせたるで!!」みたいな熱い思いをそこまでヴァギナにぶつけてこようとするのでしょうか……(白目)。激しい手マンをされてマンちゃんが負傷しかけていたとしても、そんな乗り気な彼に「痛いからやめて」の一言が言えなかったりします。だってそれを言うと彼は「傷つく」から。

 手マン以外にも、ゴムを付けずに無理矢理挿入しようとしたり、気持ちよくないのにひたすら舐められるなどの「これ嫌なんだけどな」プレイ。男性に気を遣っているうちにどんどん断りにくくなって、結局我慢して終了……なんてことも。言わずもがな察してほしいという女性側の願望もあるのですが、「きちんと伝えてくれないとわからない」という男性側の声も多かったりするんです。我が身のためにも「これは嫌だからやめて!」と言う勇気、時には必要なんですよね……。

◎男性編

・ムダ毛処理(ひげ以外も)

 男性の髭は「性的象徴」だとも言われていますし、私は似合っているなら髭ボーイも全然良いなと思っているのですが、職場によってはエチケットとして「髭は剃るべきだ」なんていう風潮も(確かに清潔感はあります)。

 先日、女友達から「男性のムダ毛処理って本当に無駄」という辛辣な意見を聞いたのですが(まじ?)、皆様はいかがですか? 女性の過半数以上は男性の体毛がイヤというデータもあったりして「男子の毛処理肯定派」勢力のほうが強かったりします。とはいえ、髭は別として、男子の脚や腕がツルツルしているというイメージがあまり浸透していないこともあり、反対派女性は少し違和感を感じてしまうのかもしれませんね。今は男性脱毛サロンも流行ってますし、「ツルスベ男子」もナイスだと思うんだけどなあ……(小言)。

・女性のバッグを持つ

 「男性が車道側を歩くのは当たり前でしょ?」みたいなノリで女性のカバンを持っている姿をよく見かけるのですが、これも嬉しいようでちょっと困ってしまう時ってありますよね。紙袋や重たい荷物は男子にもってもらいたいけど(ごめんちゃい)、貴重品が入っている自分のバッグを持たれると不安になることもしばしば。スマホが手元にないともやもやする感覚と同じなんです。

 「持たなくていいよ!」「いやいや、気にしないで、俺が持つからさ☆」と鞄を奪われると「いやちがう! そういうことじゃないんだぜ! まじでダイジョブだから!!!!」と悶々してしまったり。世の男性の皆様、いろいろとわがまま言ってごめんなさい。でも、小さい鞄は返してください……!

・顔面に付着したものを指摘してくれない

 口角に食べかすがついていたり、何かしらの毛(それが鼻から出てきたものなのか、空気に舞っていた見知らぬ誰かのものなのかはわかりませんが)が顔面についていた時に「あ、ついてるよ☆」と丁寧に教えてくれる人って意外と少ないような気がします……。他にも髪の毛が乱れていたり、スカートがちょっと上がっている時など……。ひとりで気付いて赤面! なんてこともありますよね。「言うのは失礼かな」という気遣いなのでしょうが、そこは是非さりげなくでも言ってもらえるとありがたいです、南無……。

 考えているうちに「気遣いが無駄だなんて、なんて世の中なんだ!」と一瞬思ってしまいましたが、少し冷静になり思い出したことがありました。「無邪気は悪」という言葉です。“無邪気=素直で悪気がない”という意味ですが、邪気なく、天真爛漫に振る舞っただけなのに、それが人の気持ちを傷つけてしまうこともあるという皮肉さを表しています。無邪気と気遣いは相反する言葉ではあるものの、同じように「過剰な気遣いは悪」という台詞にも置き換えられるような気がするんです。つまり、全く悪気はないのに(むしろ良いことなのに)人の気分を害するという共通項があるということ。

 ……ちょっと話が脱線して大げさになってしまいましたが、とにかく、気を遣うという行為自体はとても素敵なことなんです。ただ何事にも程度があって、過剰な気遣いは居心地が悪くなってしまう原因にもなりかねないですし、大変もったいないなあ……と。シンプルイズベスト! 素直に率直に相手に意思を伝えること、疲れない程度に気を回すことが、お互いにとって気持ちの良いベストな関係に繋がるのかもしれませんね。

 今回も長くなってしまいましたがこのへんで……。それでは、あぢゅー!!!!

■紗倉まな/ 高等専門学校の土木科出身。18歳の誕生日の翌日に事務所に応募し、所属が決定。2011年にイメージビデオデビュー、翌年2月にAVデビューするや否や人気沸騰! SOD大賞2012では最優秀女優賞、優秀女優賞、最優秀セル作品賞、最優秀ノンパッケージ作品賞などなどを総なめで6冠を達成する。『ゴッドタン』キス我慢選手権でも「かわいすぎる」と話題☆ 

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