[女性誌速攻レビュー]「BAILA」12月号

“自然体”なアラサー女子向け雑誌「BAILA」、その仮面の下に隠された必死すぎな素顔

baila201412.jpg
「BAILA」2014年12月号(集英社)

 今月から女性誌レビューに「BAILA」(集英社)が登場です。「BAILA」は集英社が発刊する、30歳前後の未婚・既婚女性を問わずターゲットとした「働く女性のおしゃれを磨くファッション誌」だそう。現在の日本において、女性は結婚したからといってすぐに働き方を変えるわけでも、生活ランクを下げなければならないわけでもないので、「独身も既婚もターゲット」というのはファッション誌のくくりとしてとても真っ当なのかもしれません。真にライフスタイルの変革が求められるのは出産後、離職後ということになるのでしょう。そう、「BAILA」とは、同じアラサー向けとはいっても、「CLASSY.」(光文社)みたいに結婚を虎視眈々と狙ったり、「Oggi」(小学館)みたいに常に○年後のキャリアを見据えたりとかせず、川の流れに身を任せ、結婚していてもしていなくても、とりあえず仕事を頑張りたい人のための雑誌なのです。

 ちなみに、集英社の雑誌ラインナップを見ると、「Seventeen」→「non-no」→「MORE」ときて、この「BAILA」に行き着くのが定石のよう。しかし果たして、ピンクチークと褒められることが大好きなカジュアル・フェミニン系雑誌「MORE」から、とりあえず淡々と仕事して人生の潮目を待つコンサバティブ雑誌「BAILA」に、読者はすんなり移行できるのか……若干疑問が残ります。

<トピック>
◎“頑張っていないのに高そうに見える人”がやっていること
◎働き盛りを襲う「これって何のため?」
◎婚+婚後BAILA

■“自然体でオシャレ”は頑張らないとムリ!

 まずは今月の特集「“頑張っていないのに高そうに見える人”がやっていること」を見ていきましょう。「頑張っていない」というタイトル通り、本特集は22ページ&文字量少なめという、「羽根つき・ロング・普通の日の昼用」くらいのボリューム感。ガッツかないのが「BAILA」の特徴の1つなのでしょう。

 早速中身を読んでいくと、この特集は8月号の企画「自然体なのに埋もれない、目立つのに浮かない。たくさんの人がいてもパッと目を引く女性の秘訣は?」を冬用にアレンジしたものだといいます。「コンサバ」という言葉がキャッチやリードに目立つ「BAILA」ですが、筆者はこの「自然体」こそが雑誌の裏テーマの1つだと思っています。“バイラーズ”と呼ばれる読者のファッション信条は「自然体」であり、どんなにおしゃれしていても「私、普段からこんなん着てますけど?」と、「おしゃれに関しては、表面上無関心を装うこと」をモットーにしているようなのです。しかし、本当にそんな人がファッション誌を買うはずもなく、そこにはもちろん「仕事帰りに、サラッと服を買っちゃう女って素敵」「しかもそれを褒められちゃう女ってもっと素敵」といった裏の願望が見え隠れしています。

自然体は意識した時点で負け?

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

アクセスランキング

  1. 葵つかさ「松潤の相手」表記にクレーム
  2. 『カルテット』視聴率左右するシーン
  3. 『東京タラレバ娘』はミスキャスト?
  4. 『カウコン』意外な舞台裏
  5. 袴田吉彦の不倫相手が売名活動へ
  6. マツコとSMAP間に不穏な空気?
  7. セカオワ・Saoriの面倒くささとは?
  8. 「レンタル彼女」は法的に問題ない?
  9. 芦田愛菜、テレ東深夜転落
  10. 「木村が草なぎに負けることは許されない」元SMAPドラマ対決、ジャニーズ内が不穏な空気に!?
  11. 木村拓哉の足首タトゥーが解禁?
  12. マギー不倫報道に“非道すぎる圧力”
  13. 20~30代女性「あこがれていた歌姫」
  14. “もう終わった”イケメン俳優3人
  15. キャラ変え好調の乙武洋匡
  16. 『A LIFE』初回14.2%にテレビ関係者絶句
  17. 草なぎ剛結婚報道のウラに木村?
  18. 工藤静香がインスタ開始で夫婦アピール?
  19. 成宮寛貴、乱行写真を売った知人
  20. 嵐と10年付き合った放送作家が「ヒドイ話」をブログで暴露

ジャニーズの人気記事

  1. 葵つかさ「松潤の相手」表記にクレーム
  2. 『カウコン』意外な舞台裏
  3. 「木村が草なぎに負けることは許されない」元SMAPドラマ対決、ジャニーズ内が不穏な空気に!?
  4. 木村拓哉の足首タトゥーが解禁?
  5. 『A LIFE』初回14.2%にテレビ関係者絶句

カルチャーの人気記事

  1. 「婦人公論」で小保方連載スタート
  2. 「捨てられる妻」の典型とは?
  3. 逮捕された元警部が語る覚せい剤と刑務所
  4. 猫トラブルの原因は人同士のいさかい?
  5. 「日本が独裁国家に」映画監督が警告

海外ゴシップの人気記事

  1. マライアが“バツ2”自虐ギャグでノリノリ
  2. トランプ就任式はしょぼくてもOK!
  3. クリス・ブラウンが世紀のボクシング対決
  4. ケイティ、年末年始に日本を堪能
  5. リアーナ、J. Loをアンフォロー