イケメンドラマ特捜部【ジャニーズ&イケメン俳優】

『ぬ~べ~』ら「情けない男」役で光る、関ジャニ∞・丸山隆平が持つ“暴力性”の魅力

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『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)公式サイトより

 日本テレビ、土曜9時枠でドラマ版が放送されている『地獄先生ぬ~べ~』は、1993~99年にかけて「週刊少年ジャンプ」(集英社、原作・真倉翔、作画・岡野剛)で連載されていた少年漫画が原作だ。物語は、鬼の手を持つ教師の鵺野鳴介ことぬ~べ~(丸山隆平・関ジャニ∞)が、学校に潜む妖怪を退治するというもの。すでに絵が先にある原作漫画モノは、ファンのイメージが完成されているため、ドラマ化に対してはいつも厳しい目が投げられる。ましてや『ぬ~べ~』は、「少年ジャンプ」で連載されていた知名度の高い作品だけに、ドラマ化に対する反応は放送前から否定的なものが多かった。

 それでも、作品の完成度が高ければ、評価が逆転する可能性もあっただろう。しかし、『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)ブームに便乗した、あえて子ども向けに徹したチープで説明過多な演出と、『アナと雪の女王』ブームに便乗した「ありのままの自分」をテーマにしたマギーの脚本の説教くささは、強い反発を招き、ネット上での評価は散々。小学校から高校に舞台を移したことも批判が多く、ドラマ向けの改変がことごとく裏目に出ているように思えた。

■最大の問題はCG&映像のチープさ?

 平均視聴率は10%前後と、実は今期のドラマの中では必ずしも低いというわけではない。また、第2話以降は、ごちゃごちゃした印象は減ってきており、物語のクオリティは徐々によくなってきている。しかし、テレビドラマは第1話だけを試しに見る人が多く、そこでの印象がドラマ全体の評価を支配してしまう。前クールの『若者たち2014』(フジテレビ系)や『ぬ~べ~』はその典型で、その後、どれだけ誤差を修正しても、ドラマ全体の評価を覆すのはなかなか難しい。

 原作者・真倉がTwitterで擁護していたように、そもそも漫画の『ぬ~べ~』自体、ホラーテイストから、コメディ、お色気まで幅広く網羅された何でもありの作品だった。しかし、物語はともかく、映像までもがチープだと、見ている側はなかなか許せないのかもしれない。おそらく、CGのクオリティ自体は同枠で放送されていた『怪物くん』『妖怪人間ベム』『悪夢ちゃん』と大差はない。しかし、見せ方にセンスがなく、圧倒的にカッコ悪いのが最大の問題だ。

 とはいえ、最近ではこのダサさを、いい塩梅に感じはじめている。特に第2話で、ぬ~べ~のライバルであり、実は妖怪が化けていた玉藻先生(速水もこみち)が正体を現した際の、もっさりとした着ぐるみっぽいCGは、残念さを醸し出してはいたが、逆にカワイイと思ってしまった。人体模型に宿った魂が、成仏する前に1日だけ男子生徒に憑依して生徒たちと楽しく過ごすエピソードを描いた第5話も悪くなかった。途中までは心温まる話なのだが、いざ、成仏するという段階で、人体模型はみんなともっと過ごしたいと思い、生徒の体にとどまろうとする。その瞬間、今まで仲良くしていた生徒たちが人体模型を拒絶し、最後はぬ~べ~に強制的に除霊されるという展開はエグくて良かった。

人がよすぎて逆に心配になっちゃうタイプのジャニ

しぃちゃん

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