[女性誌速攻レビュー]「steady.」6月号

「steady.」読者の不安げな表情に見る、アラサー世代の「私たちには何もない」感

steady201406.jpg
「steady.」2014年6月号(宝島社)

 今月の「steady.」(宝島社)の第一特集は、「私の美人色」。自分に似合う色を知って、魅力的な人になろうという企画です。まずはパーソナルカラーを知ろうということで、チャートや自己診断のためのシートがついており、なかなかの力の入れようです……が、なんだか努力の方向性がズレているような。果たしてこの努力が報われるかは、非常に怪しいです。

 次のページからは、読者のみなさんが、タイプ別に洋服やヘア、メイク、アクセサリーなど、実際のアドバイスを元に身に着けるという企画に。出ている方はみなさん本当にどこにでもいそうな普通の女の子。ほかの雑誌にも、読者がモデルとして登場する企画はありますが、だいたいはドヤ顔で自信に満ちているものなのに、「steady.」に出ている読者たちはどこか不安げなので、見ているこちらも心がざわざわ。この「steady.」を覆う不安感の原因はなんのか? 早速今月号も読んでみましょう。

<トピック>
◎カラー診断テストでわかる!私の美人色
◎涼感3カ月着回し
◎高橋真麻のエブリデイポジティブ

■謎のポエムのトホホな結末

 企画自体も、毎号冒険心のないものばかりの「steady.」。しかし今月号は、「涼感3カ月着回し」という「着回し」×「ポエム」の融合という企画がありました。

 大手カフェチェーンの中堅社員でもうすぐ30歳のOLと、ニューヨークに転勤していた同僚の元カレとの物語が展開されているのですが、なぜか要所要所にポエムが挿入されているんです。「なにこれ?」と思ったら、なんと安室奈美恵さんの初のバラードベストアルバムとのコラボ企画だったんですね。

 昨今、詩的でふんわりとした言葉遣いで、内容があるのかないのかわからないような言葉が世間にあふれていることを、「ポエム化社会」と言います。最初筆者は、この着回し企画を、「ポエム化社会を逆手に取った企画?」と思ってワクワクしていたのです。「steady.」の読者たちの、ぼんやりした日常を肯定するために、着回し企画にポエムを添えたのかと思ったのに、単なるタイアップだったとは。深読み損とでも言うべき、ぼんやりした企画で、最初に感じたあのワクワク感は静かに去っていきました……。

益若つばさはカリスマだったが(過去形)

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

アクセスランキング

  1. 三浦春馬、写真流出の裏である豪語
  2. 菊地亜美の会見がド修羅場に
  3. 野村周平のアンチが急増しているワケ
  4. 結婚ハイで好感度大暴落のタレント
  5. 突然の「亀と山P」結成の舞台裏
  6. 『スター名鑑』スピード打ち切り舞台裏
  7. 『めちゃイケ』ジャニーズにモザイクの怪
  8. 「タウリン配合」はまったく意味ナシ!
  9. 芦田愛菜が合格した名門私立は?
  10. 『嘘の戦争』制作発表が修羅場に
  11. ザ・ウィークエンドの新曲がエグい!
  12. 『まいジャニ』で盛大にドヤる永瀬廉
  13. 栄養ドリンクで疲労は一切とれない
  14. 城島の「柿」ダジャレに苦笑、国分の自虐にツッコミ! 『鉄腕!DASH!!』の山口達也は大変だ
  15. 三代目JSB・山下の恋人にファン大混乱
  16. “もう終わった”イケメン俳優3人
  17. ベン・アフレック夫妻、やっぱり離婚へ
  18. 今月号もひどい「CLASSY.」の恋愛企画
  19. ジャニーズ生写真売り上げ【1月】
  20. 「平凡ブルータス」、ジャニファンからツッコミ

ジャニーズの人気記事

  1. 突然の「亀と山P」結成の舞台裏
  2. 『嘘の戦争』制作発表が修羅場に
  3. 『まいジャニ』で盛大にドヤる永瀬廉
  4. ジャニーズ生写真売り上げ【1月】
  5. 田口淳之介、異例メジャーデビューの裏

カルチャーの人気記事

  1. 今月号もひどい「CLASSY.」の恋愛企画
  2. 逮捕された元警部が語る覚せい剤と刑務所
  3. あの子に赤ちゃんを殺される! ボールをぶつけ、階段から突き落とす5歳女児に恐怖
  4. ノンケが「レズ風俗」に行ってみたら
  5. 植本一子「理想の家族像」から解き放たれて

海外ゴシップの人気記事

  1. ザ・ウィークエンドの新曲がエグい!
  2. ベン・アフレック夫妻、やっぱり離婚へ
  3. 「ラーメン大好き」キアヌ・リーブス、日本でお気に入りの店が判明! ファンに神対応も
  4. 50セントが半年で25億円の債権を返済できたワケ
  5. ビヨンセ、夫の浮気の怒りをアルバムにぶつける!