[女性誌速攻レビュー]「MORE」6月号

「MORE」の着やせコーデに近藤春菜登場で、露呈してしまった”限界”

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「MORE」(集英社)2011年6月号

 今月号「MORE」の表紙は女優の柴咲コウです。ハリウッド進出が決定し、今最もノリにノッてる彼女が、「迷った分だけ、強くなる」というタイトルで、読者からのお悩みに答えています。「MORE」特有の、”素敵なうすぼんやり”な部分(「迷いながらも自分なりの答えを見つけ、前進する」など)も若干あるものの、単なるガールズトークとして終わらせない存在感はさすが。例えば、「仕事がやっと楽しくなってきたのに、彼が海外転勤に……ついていくべき?」という相談には、「仕事は好きでも、一生続ける覚悟まではないから揺れるんだろうね」。「取引先の人を好きになってしまった」というお悩みには、「答えは単純。飲みに誘えばいいよ!」。

 すでに回答がスナックのママレベル。赤羽あたりで、強引に眞露のボトルを勧めながらタバコふかして若いサラリーマンに説教する姿が浮かびます。次世代の桃井かおり争いにいち早く名乗りを上げた感のある柴咲コウ。ライバルはエキセントリック・上野樹里あたりでしょうか。話はそれましたが、今月のラインナップを見てみましょう。

<トピックス>
◎”真実のヘビロテ服”ランキング
◎”ナチュ盛り”つけまつ毛強化Lesson
◎楽しんごのLOVE注入 事件簿 

■イケメンたちのダバダバ狂想曲

 柴咲姐さんのパンチの効いたお悩み相談でスタートした今月号のレビューですが、ほかにも読者をドキドキさせる企画がいっぱいです。正統派ドキドキを求める貴女、今月はイケメンくん露出が通常の2倍です。嵐の二宮和也と映画『GANTZ』の佐藤信介監督のスペシャル対談、今年事務所が押していると言われる関ジャニ∞のエピソードトーク、連載「極上男子」には『JIN―仁―』(TBS系)でおなじみの大沢たかおが登場です。そのすべてがこれといって取り上げることもなさそうな内容ですので、通り過ぎさせていただきますね。期待させてゴメンなさい。だって、繰り返し登場する「作品に対する真摯な態度」「不器用だけど自分らしく」「仲間を大切に」といったフレーズに、アタマの中がネスカフェゴールドブレンドCM状態になっちゃうんですもん。

 日本のイケメンたちがぬるいこと言ってる間に、ひとり気を吐いていたのが韓国の「野獣アイドル」こと2PMです。「”野獣アイドル”の僕たちもプライベートではみんな、ウサギみたいに繊細なんですが(笑)」とトンチのきいた自己PR、日本デビューの意気込みを聞かれると「(うつむきながら)オリコンチャートも…1位…とか…」。ということで、「MORE」における、イケメン日韓戦は圧倒的大差で韓国チームの勝ちでした。日本チームのみなさんは、「MORE」が仕掛ける「抽象的なコト語るイケメン△」のトラップに、まんまとハマっちゃいましたね。

■ハリセン春菜に半ズボンを!

 正統派イケメンに満足できない、異端派の貴女にオススメのドキドキ企画もありますよ。「『コーデだけ』で見た目-5kg!? 劇的着やせ!Before→After」に登場するモデルは、なんとハリセンボンの近藤春菜です。「体型別着こなし術」や、こういった着やせ企画においては、何の説得力もないスレンダーなモデルが登場し、最終的に煙に巻かれることが往々にしてありますが、その点春菜ちゃんならデブサイド(筆者)から見ても申し分のない逸材です。

 しかし、結論から言うと、やっぱりデブはデブなんですわ。「ロングカーデでIシルエット」を気取ってみても「思い切って脚出し! 気分はケイト・モス」とおどけて見せても、カモメはカモメ、春菜は春菜。「着やせは幻」「すべては程度の問題」という、女性誌のタブーに自ら切り込む心意気に、全国のおデブちゃんたちはガッカリどころか溜飲を下げる思いのハズです。「もう、あたしたちダマされないからね!」と。ヤワラちゃんこと谷亮子を最も輝かせるのが柔道着であるように、春菜には半ズボンとメガネが一番似合うということを再確認いたしました。
(西澤千央)

「MORE」

吉田沙保里はALSOKの時が一番輝いてるよ☆

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