【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

ニトリダイニング VS イケアレストラン、行くならどっち!? 「肉メニュー500円」「選ぶ楽しみ」プロが評価したポイント

2021/05/07 21:00
川村郁子(管理栄養士)

「イケアレストラン」は“エイジングケア”メニューも注目!

――イケアに併設されている「イケアレストラン」はすでに人気ですが、あらためて特徴を教えてください。

川村 イケアは北欧のスウェーデン発祥なので、サーモンやミートボールなどのスウェーデン料理をリーズナブルな価格で楽しむことができます。食べてみて気に入ったメニューがあれば、イケアの店内にある「スウェーデンフードマーケット」で購入して持ち帰ることも可能ですよ。

この投稿をInstagramで見る

IKEA JAPAN(@ikeajapan)がシェアした投稿

 また最近では、ベジボールやプラントボールという、植物由来の原料でミートボールのような味わいを再現したメニューも登場。しかし、こちらは環境に配慮した商品であって、肉と比べて脂質やカロリーが低いわけではないので、食べすぎないように注意しましょう。

――では、「イケアレストラン」の注目メニューはどれですか?

川村 全体的に、ミートボールやサーモンのメニューが豊富ですね。ベーシックな「スウェーデンミートボール(8個)」(599円)の付け合わせには豆類も使われているので、食物繊維やカリウムなどを一緒に補えそう。「ベジボールほうれん草とラグーソース(8個)」(399円)や「プラントボール(8個)」(499円)など植物由来のメニューも低価格で食べられるので、この機会にベジメニューを試してみたい方にもちょうどいいのでは。

 サーモンのメニューでは、「サーモンフィレ」(650円)がよさそう。サーモンには、タンパク質やビタミンB群だけでなく、不足しがちな必須脂肪酸やビタミンDなども含まれています。また、サーモンの赤色は“アスタキサンチン”という色素成分によるものですなのですが、これは抗酸化成分の一つなので、エイジングケアをしたい方にもおすすめです。

IKEAマニアック
「ついつい行っちゃう度」もイケアのほうが高い