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[ジャニーズ・メディアの裏側]

Kis-My-Ft2・北山宏光、映画『トラさん』トップ10圏外……業界では「後輩に負けた」と厳しい指摘

2019/02/20 17:29
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』公式サイトより

 Kis-My-Ft2・北山宏光が主演を務める映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』が2月15日より公開中だが、初週の映画ランキング(興行通信社)では「トップ10圏外」となった。キスマイファンからは「悔しい」といった声が漏れる中、業界内では「ジャニーズ事務所の後輩にも負けている」と指摘されているようだ。

「北山にとって、映画初出演かつ初主演作となった『トラさん』は、漫画家・板羽皆氏が『Cocohana』(集英社)で連載中である同名作の実写化作品。交通事故で亡くなった主人公・高畑寿々男(北山)が、“1カ月限定”かつ“猫の姿”という条件で家族のもとに戻されるというストーリーで、北山は着ぐるみ風の衣装で猫役に挑戦しています」(芸能ライター)

 共演には多部未華子や要潤などが名を連ね、キスマイの最新シングル「君を大好きだ」(2月6日発売)が主題歌となっている。ネット上では、公開を楽しみにしているファンも多かったが、ランキングではトップ10入りがかなわなかった。

「『トラさん』と同日、主演・神木隆之介、ヒロイン・有村架純のラブストーリー『フォルトゥナの瞳』も公開し、こちらは土日2日間で観客動員14万1,000人、興行収入1億8800万円を記録して初登場1位に輝きました。また、ジャニーズの先輩となる木村拓哉主演の『マスカレード・ホテル』が、公開5週目にもかかわらず4位を獲得。そして昨年11月に公開して大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』が7位に入るなど、トップ10には話題作が並んでいます」(映画誌記者)

 今回ランクインしている映画のほとんどが、全国約300~350館で上映されているのに対し、『トラさん』のスクリーン数は97と小規模であり、厳しい戦いとの前評判も聞かれていた。米映画興行情報サイト「Box Office Mojo」調べでは、興収が7000万円程度となっている。

「2016年1月、NEWS・加藤シゲアキによる原作を、Hey!Say!JUMP・中島裕翔主演で映画化した『ピンクとグレー』は、96館での上映ながらも、初週の興収は1億円を越え、ランキングも初登場7位に食い込んでいましたから、『トラさん』の興収は確かに物足りない。北山がPR活動に励んでいたことも考えると、ファンとしては『もっと客足が伸びてほしかった』と思うことでしょう。しかし、今年のキスマイは、ファンの間で『事務所から推されてる?』とウワサが流れるほど仕事が好調。メンバーが出演中の深夜バラエティ『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)は4月からゴールデンタイムに昇格、また同月から『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)のMCに就任するので、ぜひ『トラさん』もその勢いに乗れるといいのですが……」(同)

 ネットで、キスマイファン以外のレビューを確認すると、「楽しめるのはキスマイファンだけでは」といった厳しい声が目につくものの、中には「全然期待してなかったけど、思いのほか感動した」「大作ではないが良い作品」という書き込みも。こうした口コミが広まれば、巻き返しもあるだろうか。

最終更新:2019/02/20 17:29
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