カルチャー
現役国会議員秘書が裏側を暴露

今井絵理子、「自己顕示欲は相当」「国会議員の適正ナシ」不倫相手・橋本市議への永田町の悪評

2017/07/29 17:48
今井絵理子オフィシャルブログより

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 7月27日は、政治関係者のいろいろなニュースが飛び込んできて、“ちらされて”しまった報道がたくさんあった残念な1日でした。「ちらされる」というのは、たぶん永田町用語ですかね。意味としては、「ビッグニュースが多くて、衝撃が分散されてしまった」とか「メインのニュースに時間が取られてしまい、「その他」のニュースが扱ってももらえず、せっかく時間をかけて準備して記者会見までやったのにムダだった」とか、ちょっと残念な印象で使います。

 26日には、2025年万博の大阪誘致を目指す超党派の国会議員連盟が府内で初会合を開いたのに、ちっとも注目されませんでした。

■ 永田町ではすでに浮いていた存在

 朝一番のニュースは、今井絵理子参議院議員の「ロマンス」でした。実は、自民党の秘書の会合では、半年くらい前から「今井議員が“関西の議員”とお付き合いをしているらしい」という話はよく出ていました。でも、特に関心を持つ秘書たちは少なかったです。

 「ふーん、だから出馬時に話題になった『例の同棲していた彼』とは別れたわけね……」くらいの反応でした なぜなら秘書たちにとって、今井議員とは正直「いてもいなくてもいい存在」という位置づけだったからです。抜群の知名度と、聴覚障害児をシングルマザーとして苦労して育てているという美談しか売りがないですからね。なので、まさかそれを自から壊すようなことはしないだろう、と思っていたのです。

 確かに知名度は高いので、都議会議員選挙の応援要請はたくさんあったようですが、自民党もそれほど頼りにしていたわけでもなさそうです。なんと今井議員は、親しい議員たちに「都議選の応援、大変。正直、めんどー」などと言っていたそうで、それが自民党の幹部たちにも聞こえてたんですね。当然、長老たちはお怒りです。

  今井議員に限らず、党本部がすべてお膳立てしてくれた選挙を戦った方たちは、黙って党本部の指示に従って、他候補の応援などに走り回るのが「永田町の掟」なのです。今井議員は、この掟に従わず自分勝手なので、党内では以前から浮いていたようです。不倫は、そういう寂しさもあったのかもしれません。

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