カルチャー
[女性誌速攻レビュー]「I LOVE mama」1月号

ギャルママ誌「I LOVE mama」でさえ優等生になる“子どもの叱り方”企画

2013/12/12 21:00
「I LOVE mama」2014年1月号(インフォレスト)

 ここ何号か、生活系、節約系、子育て系の情報のあまりの充実っぷりに感心したり、「やりすぎじゃないの?」と心配になったりしていたギャルママ雑誌「I LOVE mama」(インフォレスト)。1月号は原点に戻り、巻頭にファッション特集を持ってきて、たっぷりと見せています。といっても、単に流行アイテムや新商品を紹介するだけで終わらないのが「I LOVE mama」。読者アンケートの結果から、すでに持っている人が多いアウター5種類をあえて取り上げ、その着こなしを10人ものモデルを投入して年齢・身長別に披露しています。

<トピック>
◎人気アウターBEST5! モデル10人で着回しリレー
◎今すぐやめるべき老ける習慣54
◎こんな叱り方はNG! ちびコの叱り方マニュアル

同じ服でも身長が違うと全然違う

 それでは、特集「人気アウターBEST5! モデル10人で着回しリレー」を見てみましょう。取り上げられているのは、読者の所有率が高いライダースジャケット、コクーンコート、ショート丈ダウンコートなど5種類。ライダースジャケットは、20歳~30歳までのモデルが着こなし方の違いを見せています。20代はショーパンやミニスカを合わせて元気いっぱい。20代半ばから膝丈スカートやパンツになり、30代は無難なデニムパンツに……。ギャルも寄る年波には勝てませんね。

 ショート丈ダウンコートは身長別に提案。ショート丈のはずなんですが、150センチ台のモデルが着るとミドル丈。なんだかお子ちゃまが着せられてるような印象になっていますが、160センチ台に入ると「ショート丈」の本領を発揮しています。他の女性誌のようにスタイル抜群のモデルで目くらましせずに、150センチ台の現実の厳しさをしっかり見せた上で、「160センチ以下のママは、トップスインがマスト、ボトムスはミニ丈~膝上まで」と着こなしのポイントをわかりやすく解説しています。これぞ「I LOVE mama」の良心。続く「オシャレママのアウター展示会」でも150センチ台ママもオシャレにお手頃価格のアウターを着こなしているので、勇気づけられます。「I LOVE mama」においてオシャレは、「オシャレしたい」という気持ちさえあれば年齢差、体形差、そして経済格差も超えられるものなのです!

上から目線にならない叱り方ってどういうこと?

 生活系の特集は「やってはいけないこと!『総特集』」です。節約編、ダイエット編、料理編、美容編、しつけ編、病気編に分かれており、よくある間違いやNG行為を解説しています。例えば、節約編では「節約のために特売品を買う=NG」、ダイエット編では「お腹痩せには腹筋運動=NG」。料理編は「レンジは温めたいものをターンテーブルの中央に置く=NG」、美容編は「朝一番に冷たいミネラルウォーターを飲むとよい=NG」。情報量が多く、しかも“あるある”ネタのピントがしっかり合っているので勉強になるわぁ。「上目づかいのキメ顔でどんどん老けていく」という項目なんて、「え、マジで!?」と驚きますよね。解説によると、まぶたのハリとツヤを出す「ミュラー筋」が上目づかいによりダメージを受け、伸びてしまうらしいです。筋が痛むほど上目づかいをしてるというのも、老化以前に別の問題が発生しそうですが。

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