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塚ちゃんは「消費」の心配ご無用!

 今回ツッコませていただくのは、12月16日放送分『FNS歌謡祭2015 第2夜』(フジテレビ系)に見られた、珍現象。

 放送開始前には、第1夜にSMAPのほか、嵐、KinKi Kids、TOKIO、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMPなど、主だったグループが出ることから、「第1夜に1軍、第2夜に2軍を揃えた感じ」などと一部で揶揄されていた。

 だが、第2夜では、V6の20周年特集として、KAT‐TUNやNEWS、ジャニーズWEST、Sexy Zone、A.B.C‐Zなど、従来「派閥」といわれる枠を超えた後輩グループとのパフォーマンスが見られ、非常に新鮮だった。ネット上でも「ほぼカウコン状態」「パンダ回より楽しい(第1夜が、近藤真彦を囲む会だったことから)」などという声が多数見られた。

 だが、そんな中、少々気になったのは、A.B.C‐Zの持ち歌披露のとき。人気Jr.ユニットのSnow Manがバックについたのはよいが、何やらいつもと趣向が違う。通常はあくまでメインのA.B.C‐Zの背後で、バックダンサーとしてきっちり揃えるダンスをしたり、衣装チェンジのサポートなどを速やかに行ったりしているSnow Manが、やけに大きく映しだされ、オマケにA.B.C‐Zメンバーの正面にひざまずき、マイクを差し出して「人間スタンドマイク」状態になっていたのだ。

 「何、この趣向! 新しい!」と思った一方で、少々違和感もある。

 メインのパフォーマンスが見づらいという面もあるが、それだけでなく、不自然にバックが目立っている。いつもよりわかりやすく衣装チェンジのサポート風景が写しだされ、バックにわざわざ光を当てているような演出。まるで今年一般にも大いに認知され、注目を浴びた芸人「ジャガーズ」のネタを逆輸入したようなパフォーマンス、あるいは、新しいネタをジャガーズに与えているように見えるのだ。

 もちろん、バックが目立ってはいけないわけではない。でも、何か違う。Snow Manはスポットを浴びていない中で粛々と仕事をしているとき、その職人技の数々が光り輝く。また、引きで見たときこそ、きっちり揃っている中での、佐久間のようなリズミカルで軽やかで手数の多いダンスや、岩本のようなしなやかダンスが映えたりするのである。

 わざわざ大映しにしなくても、自然と自ら光を放つ背後での美しさを、前面に「はい、どうぞ」と出されてしまうと、逆に食指が動かなくなる人もいるのではないだろうか。

 もちろん、歌番組を見るのはジャニオタばかりじゃない。一般へのアピールを考えると「ああ、ジャガーズみたい!」「例のモノマネのやつね」と喜ばれ、それなりの意義はあるかもしれないが、これは「ここ、笑うところ」と言わんばかりにテロップをガンガン入れてくるバラエティ的手法のようで、ちょっと寂しさもある。

 本来美しいものも、本当に面白いものも、テレビ的なわかりやすさや、お約束に染められると、色あせてしまうことがある。ジャガーズのネタは面白いが、こうしたバックの美しさを、1つの「ジャニーズの楽しみ方」としてバラエティ的に短期間に消費し尽くし、食い荒らしてしまわないかが密かに不安だ。
(田幸和歌子)

『ジャニーズJr.カレンダー 2016.4→2017.3』 なぜだろう、スノは見つからないでほしい…… amazon_associate_logo.jpg
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