「『おしゃべりセプテンバー』feat.『さよならセプテンバー』」レポート

「手をつなぐまで5冊かかる」北欧女子が語る、日本の少女漫画が「海外ではありえない」ワケ

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(左から)小林琢磨氏、オーサ・イェークストロム氏、南部公平氏

 日本の少女漫画は、その他のクールジャパン系カルチャーと同じように海外から高い評価を受けている。世代を問わず、大人になった今だからこそ少女時代に追いかけた作品の魅力を再発見する女性は多いだろう。漫画の原体験は、実際の恋愛や友情、人生にまで影響が及んだ感じる人も少なくないはずだ。

 スウェーデン出身の漫画家、オーサ・イェークストロム氏もその1人。1983年生まれの彼女は、13歳の頃に母国で見たアニメ『美少女戦士セーラームーン』に衝撃を受け、その後『らんま1/2』『犬夜叉』(ともに小学館)、『ONE PIECE』(集英社)といった少女漫画以外の日本の漫画も読みふけり、漫画家を志すようになったという。スウェーデンの専門学校で漫画を学んだ後、2011年に日本に移住し、日本で感じた不思議な事象を4コマ漫画で描いた人気ブログを書籍『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』(KADOKAWA/メディアファクトリー)として出版した。

 そしてこのたび、オーサ氏は恋愛青春漫画『さよならセプテンバー』(クリーク・アンド・リバー社)全3巻を上梓。漫画家志望である北欧女子のアレックスが、男女共用のシェアハウスにいる仲間との人間関係を通じて成長していく恋愛青春ストーリーで、過去にスウェーデンで出版されたものが日本語版として新たに編集されているという。その出版を記念したトークイベント「北欧女子オーサと『おしゃべりセプテンバー』 feat.『さよならセプテンバー』Presented by 株式会社クリーク・アンド・リバー社」が先日催された。登壇者はオーサ氏のほかに、会場である渋谷にあるマンガサロン「トリガー」をプロデュースしている小林琢磨氏と、オーサ氏のエージェントを務める南部公平氏だ。

■欧米の男性キャラは「マッチョばかり」
 イベントでは、『さよならセプテンバー』の読みどころを中心に、漫画で見る日本と北欧の文化の違い、オーサ氏の少女漫画原体験などが語られた。オーサ氏は、漫画家を志したきっかけとなった日本の少女漫画の中でも矢沢あい著『NANA』(集英社)が一番好きだと言い、「(『NANA』に)アサヒビールが出てくるシーンがあるんですが、来日してすぐアサヒビールを飲みました」と思い出を語った。

 またオーサ氏は、日本とスウェーデンの独自の恋愛観からくる漫画表現の違いについて、「日本の少女漫画は、男女が手をつなぐまでに5冊もかかるのが不思議」と発言。小林氏から、スウェーデンの恋愛事情について問われると、「日本は告白という文化があるけど、スウェーデンにはない。何度かデートして、コトをいたして仲良くなってから、お互いが恋人同士であることを確認し合う感じ」と、その違いを語った。

欧米女性は皆、スーパーマンみたいな男が好きってのは幻!

しぃちゃん

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