1月期は旧ジャニタレ祭り

山下智久ら退所者と共演も? テレビ関係者が語る旧ジャニーズとドラマ界のこれから

2023/12/01 12:50
サイゾーウーマン編集部
山下智久の画像
例えば山Pと亀が共演なんていうミラクルが起こる?(写真:サイゾーウーマン)

 2023年も残り1カ月となったが、テレビ各局からは24年1月期のドラマ情報が続々と伝えられている。KAT-TUN・亀梨和也とSnow Man・宮舘涼太が小芝風花主演の『大奥』(フジテレビ系)に起用されるほか、嵐・櫻井翔が、『大病院占拠』(23年1月期、日本テレビ系)の第2シリーズ『XXX占拠』に引き続き主演するなど、旧ジャニーズタレントが1月期のドラマを席巻しそうだが、「4月以降もこの状況はさほど変わらない」(スポーツ紙記者)ようだ。

 今年、ジャニーズ事務所は創業者・ジャニー喜多川氏(2019年7月に死去)の性加害問題が取り沙汰され、10月17日に社名をSMILE-UP.へと変更。こうした動きの中、同社所属タレントの出演CMが打ち切りになるといった影響が出始め、ドラマ出演の機会も激減するとみられていた。

「しかし現状、来年1月期は櫻井主演の『XXX占拠』以外にも、旧ジャニーズの主演ドラマが多数放送される。Snow Man・渡辺翔太は『先生さようなら』(日本テレビ系)、同グループの岩本照は『恋する警護24時』(テレビ朝日系)、なにわ男子・道枝駿佑は『マルス-ゼロの革命-』(同)、Sexy Zone・中島健人は『リビングの松永さん』でそれぞれ主役を演じます」(同)

 また岩本主演の『恋する警護24時』にはなにわ男子・藤原丈一郎が、中島主演の『リビングの松永さん』にはSnow Man・向井康二が出演するなど、バーター起用も継続しいるようだ。。

 なお、『大奥』の亀梨と宮舘のように、主演ではないものの“メインキャスト”として出演するケースとしては、門脇麦主演の『厨房のありす』(日本テレビ系、門脇麦主演)へKing&Prince・永瀬廉の起用が決まっている。

「そんな中、一部報道では、来年4月期以降のドラマについて、旧ジャニーズ主演ドラマは激減、むしろ消滅する……といった話もありました。しかし実際は、1月期と比べれば少し減るものの、4月以降も旧ジャニーズ出演ドラマは多数予定されています」(テレビ局関係者)

山下智久、錦戸亮、新しい地図の民放ドラマ出演が増える?

 一方、「女性セブン」(小学館)は、“元ジャニーズ”の山下智久と錦戸亮が、24年春のフジテレビ系ドラマにそれぞれ出演すると報道。旧ジャニーズが幅を利かせていた頃は、同事務所を辞めたタレントはなかなか民放地上波で起用されない状況が続いており、その背景には、テレビ各局の“忖度”があったとみられる。

「急に“手のひら返し”をしたように見えるフジを批判する声もありますが、同局は別に旧ジャニーズのタレントをシャットアウトしているわけではなく、今後も主演ドラマの企画は複数あるとか。ジャニー氏の性加害問題は、“所属タレントのドラマ出演が減る”という方向ではなく、“退所者の民放ドラマ出演が増える”という変化をもたらしそうです。ただ、今のところ山下と錦戸に加え、『新しい地図』の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾以外は、キャスト候補に挙がっていないという話も。それは単純に、彼ら以外のタレントには『バリューがない』と思われているからのようです」(同)

 そんな中、テレビ関係者の間で注目されているのは、「山下や錦戸、『新しい地図』勢と旧ジャニーズタレントのドラマ共演」(同)だという。

「現役タレントと退所者のドラマ共演はこれまでほぼ不可能でした。それはテレビ局が事務所に忖度していたからですが、現在は“忖度撤廃”の流れにあるだけに、テレビ関係者は『どの局が先陣を切るのか』と、お互いに気にし合っているといいます」(同)

 もし現役タレントと退所者が同じドラマに出演するとあれば、ファンが大盛り上がりするのは必至。その日が一日でも早く来ることを祈りたい。

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最終更新:2023/12/01 12:50
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