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『音楽の日』ジャニーズ炎上事件簿――キンプリが間奏で消える、腹筋太鼓に「Snow Man映して」

2023/07/14 15:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
Snow Manのライブ中の画像
河合郁人だけがリズムに乗っていた『音楽の日』の腹筋太鼓(写真:サイゾーウーマン)

 中居正広と安住紳一郎アナウンサーが司会を務める大型音楽番組『音楽の日』(TBS系)が、7月15日午後2時から約8時間にわたって生放送される。

 今年は、これまでに71組のアーティストの出演が発表されており、ジャニーズからはKAT-TUN、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2、KinKi Kids、King&Prince、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Man、Sexy Zone、Travis Japan、なにわ男子、NEWS、東山紀之、Hey!Say!JUMPの14組が参加。

 そして今回は、Travis Japanが他事務所のライバルグループであるBE:FIRSTやINIらとコラボステージを披露する企画も予告されており、ネット上では「なんかジャニーズ事務所変わったね」と驚きの声も散見される。

 そんなジャニーズファン必見の『音楽の日』だが、過去にはカメラワークや演出がたびたび物議を醸してきた。

キンプリ「ichiban」パフォーマンス中にスイッチングミス?

 例えば、昨年の放送でKing&Princeが「ichiban」を披露した際には、終始落ち着かないカメラワークが、ファンの間で不評を買ってしまった。

「『ichiban』の間奏では、スイッチング(画面の切り換え)のミスか、急に画面からメンバーが消え、スタッフらしき人物が写り込む場面も。特にこの日は『「ichiban」をテレビで披露するのは、これが最後かもしれない』とファンが注目していただけに、ネット上には『途中でメンバー消えるとか最悪!』『もう固定カメラでいいよ!』と激怒するファンも見られました」(芸能記者)

 また、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏が亡くなった4日後に放送された2019年の同番組では、当時、滝沢秀明氏が手がけていた舞台『滝沢歌舞伎ZERO』の名物演目「腹筋太鼓」がスタジオで披露された。

 中居やV6、KinKi Kidsら先輩ジャニーズが大勢見守る中、デビュー前のSnow ManやジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jetsらが、腹筋に負荷をかけた体勢で和太鼓を叩き続けていたが……。

「彼らが険しい表情を見せながら、15分以上にわたるパフォーマンスを披露する中、棒立ち状態で見ている先輩ジャニーズがやたらとカメラに抜かれていたんです。ジャニー氏が亡くなった直後とあって、“今後のジャニーズ事務所を担う後輩を、温かく見守る先輩”という絵面を撮りたかったのかもしれませんが、もっとSnow ManやJr.のパフォーマンスを映してくれという苦情が相次ぎました」(同)

NEWS・増田貴久ファンの有名人にブーイング

 同様に、ファンの間で「なんでこっちを映すの?」と物議を醸したのが、17年にNEWSがアルバム収録曲「U R not alone」を歌唱した場面だ。

 この放送では、かねてより増田貴久ファンを公言していた吉田沙保里が登場。NEWSの歌唱中、彼らをうれしそうに見ている吉田の顔が、何度も大映しとなった。

「案の定、『吉田沙保里は映さなくていいから、メンバーを映してよ』と一部のファンによるブーイングが発生。吉田といえば、12年に出演したバラエティ番組で『金メダルを獲ったら増田さんにハグしてほしい』とおねだりし、その後、実際に金メダルを獲得。番組内で公約が果たされることになったが、これが一部の反感を買い、アンチが増えてしまったようです」(同)

 「いらない演出が多い」と、ジャニーズファンの間でたびたび物議を醸してきた『音楽の日』。今年は炎上することなく、約8時間を乗り切れるだろうか。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン



仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2023/07/14 15:00
過剰演出こそ、TBSの音楽番組らしさだけども……
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