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近藤真彦&おりも政夫、ジャニー氏の性加害問題に意見! 「最低」「優しい」とネット上で賛否

2023/05/24 09:55
サイゾーウーマン編集部
古巣が抱えていた闇をバッサリ切った元長男坊(写真:サイゾーウーマン)

 少年隊・東山紀之が、メインキャスターを務める情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系、5月21日放送)内で、ジャニーズ事務所創業者である故・ジャニー喜多川氏の“性加害問題”について語った。現役ジャニーズの発言が話題になる一方で、退所した大御所タレントもこの件に言及。ネットユーザーの反応は、賛否が分かれる結果となっている。

 かねてより、まことしやかにささやかれてきたジャニー氏の“セクハラ行為”疑惑。今年3月、英国の公共放送・BBCがドキュメンタリー番組『Predator:The Secret Scandal of J-Pop』と題してジャニーズの闇に踏み込んだほか、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト(当時は「岡本カウアン」名義で活動)が4月に日本外国特派員協会で記者会見を開き、生々しい被害の内容を打ち明けるなど、大騒動に発展した。

 事務所側の説明責任が問われる中、5月14日にはジャニーズ公式サイトで藤島ジュリー景子社長の謝罪動画を公開。疑惑に対する見解も文面で発表し、ジュリー社長はBBCの番組報道やカウアン氏の告発が事実かどうかに関して、「当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません。加えて会社としても、私個人としても、そのような行為自体は決して許されることではないと考えております」(原文ママ、以下同)とコメント。

 しかし、当事者であるジャニー氏は2019年7月に亡くなっているだけに、「私どもの方から個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではなく、さらには憶測による誹謗中傷等の二次被害についても慎重に配慮しなければならないことから、この点につきましてはどうかご理解いただきたく存じます」とも補足していた。

 そして、東山は21日放送の『サンデーLIVE!!』で、「この件に関しましては、(ジャニーズタレントの)最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します」と前置きした後、「今回の喜多川氏に対する元Jr.たちの勇気ある告白は、真摯に受け止めなければなりません。実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません」と、神妙な面持ちで述べた。

 さらに、「『ジャニーズ』という名前を存続させるべきなのか」といった点も含め、「透明性をもってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています」などと宣言。事務所名の変更についても発言したことから、ファンの間に激震が走った。

 なお、同番組の放送前には、2人の元ジャニーズがこの一件に触れていた。かつて“ジャニーズの長男坊”と言われていた近藤真彦は、芸能活動の傍ら、レーシングチームの監督を務めており、20日から大分県で開かれるフォーミュラカーのレースをPRするため19日に同県庁を訪問した際、メディアの取材に応じたのだ。

 ジャニー氏の性加害問題に関して問われた近藤は、「知ってた、知らないじゃなくて、『もう知ってるでしょ』と。隠しごとなしにね、嘘なしに。しっかりと正面を切ってね、正々堂々と話をしてもらえればなと。じゃないと、みなさん納得しない人が多いんじゃないかなと思いますけどね」などと自身の考えを話した。

 これを受け、OBS大分放送ニュースが「近藤真彦さんが苦言『もう知ってるでしょ、隠しごとなしに正々堂々と話をしてほしい』ジャニーズ事務所“性加害”問題で」とのタイトルで動画付きの記事を配信。すると、ネットユーザーからは「あなたも全部知っていたのでは?」「ご自身が知っていることも正々堂々と話したらいい」「マッチは不倫して事務所を辞めたくせに、今さら何を言ってるの?」「不倫して、後足で砂をかけるように事務所を辞めたくせによく言えるな」「不倫してジャニーズ辞めた人間が何言ってるの? 黙ってて」と近藤に対して批判的な意見が上がった。

「近藤といえば、20年11月に『週刊文春』(文藝春秋)で25歳下の女性との不倫を報じられ、無期限で芸能活動とレースの仕事を自粛。翌年4月30日をもってジャニーズを退所しました。自身のスキャンダルに対して、謝罪や説明がないまま事務所を去ったと捉えているジャニーズファンも多いのか、批判が集まってしまいました。とはいえ、ネットユーザーの中には今回の発言を『マッチ、よく言った!』と評価する声もあります」(ジャニーズに詳しい記者)

 また、元フォーリーブスのおりも政夫は、20日に配信されたニュースサイト・ENCOUNTのインタビュー内で「僕は新たなことを言って騒ぎを大きくするつもりはないですし、どちら(告発者側とジャニーズ事務所)の擁護、弁護をするつもりもありません。ただ、傷ついてしまった人たち、僕を育ててくれたジャニーズ事務所の状況、何よりファンの方々が心配です」「僕も含めて被害に遭ってない人たちも多くいるわけで、ジャニーズのOBや現役を変な目で見ないでほしいです」などと語っていた。

 こちらは「誰も傷つけない優しいコメント」「マッチにもおりもさんみたいに“みんなが被害に遭ったわけじゃない”って言ってほしかった」「おりもさんは事務所を辞めても後輩を守る発言をしていたのに、マッチのコメントは最低だったな」「おりもさんとマッチの発言に人間性の差が出てる」「おりもさんの記事をマッチに読んでほしい」と、近藤を引き合いに出しつつも好意的な感想が多く並び、反応に大きな差が出ている状況だ。

 まだまだ収束の兆しが見えないこの騒動。今後も現役、“元ジャニ”たちの言葉に世間の関心が集まるだろう。

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最終更新:2023/05/24 09:56

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