[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

汚部屋の原因「NG収納」とは? 片付け専門家が【16の実例】を写真で解説

2023/05/02 17:00
伊藤まき(収納ライター)

 連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。今回は、Dさんのお悩み「家が散らかる」理由である、NG収納16個をご紹介します。

Dさんの相談「3人目の子どもが生まれる前に、生活環境を変えたい!」

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3人目の子どもが生まれる前に!(C)maki_organize

Dさん:「長男誕生をきっかけに、この家に住んで10年がたちました。今は2人の子どもと、料理人の夫との4人暮らしです。もうすぐ3人目の子どもが生まれるので、産休を利用して掃除がしやすい家に変えたい!」

 フルタイムで働きながら家事と育児をこなしていると、片付けまで手が回りません。休日に片付けようと思っても、幼い子どもたちを連れて外に遊びに行かなくては……。ママさんたちの多くは「片付ける時間がない」と悩んでいます。Dさんのお宅を参考にしながら、リアルな散らかり具合を見てみましょう。

【汚部屋になるNG収納.1】ソファの上に洗濯物がたまりがち

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座るたびにモノをどかすのは面倒(C)maki_organize

 窓際にソファを置いていると、乾いた洗濯物がどっさり山積みになっていませんか? これはよく見る光景です。ソファの上にモノがあるとどうしても部屋が散らかって見え、家事や育児の「やる気スイッチ」が入らなくなるので、「家事の後回し」をスッキリまとめておく工夫が必要です。

【汚部屋になるNG収納.2】テーブル周りにモノがあふれる

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片付けてもどうせ散らかると諦めがちなテーブル周辺(C)maki_organize

 どうしてもモノがあふれがちなテーブル周り。テーブルの上で作業することが多いのであれば、「よく使うモノ」を置ける棚や箱が近くにあると便利です。部屋のサイズや、住人の好みを考えながら、可動式ワゴン、収納ボックス、棚などを選ぶと◎。

あるあるの写真ばっかりだ