今の篠田麻里子からママキャラを取ったら……

後藤真希と篠田麻里子……不倫疑惑を認めた・認めなかったママタレの「その後」

2023/04/16 15:00
田口るい(ライター)
後藤真希と篠田麻里子……不倫疑惑を認めた・認めなかったママタレの「その後」
ママキャラをかなぐり捨てたゴマキ(C)サイゾーウーマン

 3月23日に実業家・高橋勇太氏との離婚を報告した元AKB48の篠田麻里子が、自身のインスタグラムで育児関連の投稿を連発している。

 篠田は昨年8月に不倫疑惑が浮上し、夫や娘と別居状態であることも判明。同年末には激しい夫婦げんかの音声がSNS上に流出し、大騒動となった。

 しかし、離婚報告時のコメントには、夫のものと思われる「麻里子の言葉を信じることにしました」との一文が含まれていたことから、“不倫はなかった”という形で決着がついたようだ。

 離婚問題が片付いたからか、今月に入ってからの篠田は、インスタグラムで、子育て関連の投稿を連発。7日に、約11カ月ぶりに3歳の娘とのツーショットを投稿したと思えば、11日には娘のトイレトレーニングが順調に進んでいることを明かし、「感動して泣いた 自分で感覚わかってきたんだなぁと成長も嬉しかった」「おめでとう記念日だ」(原文ママ、以下同)とコメントしていた。

 さらに12日には、「ママチャリデビューしようかなそろそろw」と、子ども用シート付きの自転車の購入を検討していると報告。翌13日には、サバの炊き込みご飯、焼き芋、きんぴらごぼう、カボチャの煮物といった和食メニューが中心のお弁当写真を公開し、「意識高そうなお弁当なんだけど お子様ランチのメインみたいなハンバーグとかソーセージとか唐揚げ食べないんだよね」と、娘の食べ物の好みについてつづっている。

 その一方で、篠田は離婚発表後、娘や元夫が出演することもあったYouTubeチャンネルの動画をすべて削除。一部メディアは、削除した理由について“もともと篠田はプライベートを極力見せない主義で、YouTubeでの娘の顔出しも元夫の意向だった”と報じていた。

 しかし、現状のインスタグラムを見る限り、以前にも増して自身の私生活を発信しているようにも見える。不倫疑惑や夫婦げんかの音声流出により、ママタレとしてのポジションは「絶望的」という意見もネット上で飛び交っているが、本人は“ママタレ路線”を強化していくつもりなのかもしれない。

 ただ、彼女のように一度不倫疑惑が浮上したママタレは、騒動によるイメージダウンを考慮し、路線変更をすることも珍しくない。

 例えば、3姉妹のママでもある熊田曜子は、2021年の5月に会社経営者の夫から暴行を受けたと自ら通報したことが明らかとなったものの、夫が熊田の不倫を暴露して応戦。ネット上では、熊田への批判的な声が飛び交うこととなった。

 今も離婚協議が続いていると思われるが、熊田は現在、かつての“セクシー路線”に舵を切っており、彼女のインスタグラムには下着姿の写真やポールダンス動画などがズラリ。“ママタレ路線”を半ば諦め、グラドル時代に逆戻りしたようにも見える。

 さらに、元モーニング娘。の後藤真希も、19年に不倫が発覚。それ以前は、料理本やベビーブランドのプロデュースを手がけ、ママタレとしてポジションを築いていたものの、騒動後はYouTubeでゲーム実況を行ったり、昨年には10年ぶりの写真集を発売したりと、“アイドル・後藤真希”としての活動がメインだ。当時不倫疑惑を認めた後藤と、認めなかった篠田……その違いの影響か否かは不明だが、2人の現状は“真逆”に感じる。

 なお、篠田は結婚前、「アクション女優」を目標に掲げ、インスタグラムにアクションの練習風景を公開していた時期もあったものの、女優としてこれといった代表作はないに等しい。

 自身のキャリアを冷静に分析しているからこそ、不倫疑惑によるマイナスイメージなど気にせず、ママタレ路線を貫くことが最良だと判断したのかもしれない。


田口るい(ライター)

田口るい(ライター)

HIPOHOP系音楽誌の編集部勤務を経て、フリーランスとしてエンタメ系やカルチャー系の記事を執筆。推しはSixTONESのジェシー。

最終更新:2023/04/16 15:00
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