17年の歴史に幕

『スッキリ』継続プランあった――幻の二代目MCに浮上していた人気芸人の名前とは?

2023/03/29 12:54
サイゾーウーマン編集部
『スッキリ』継続プランあった――幻の二代目MCに浮上していた人気芸人の名前とは?
ペンギン騒動でスッキリ終われなかった加藤浩次(C)サイゾーウーマン

 3月31日の放送で最終回を迎える『スッキリ』(日本テレビ系)。同20日の放送では、MCの極楽とんぼ・加藤浩次が番組終了後に「一番やりたいこと」について聞かれ、「“今日何しようかな”っていう生活がしたい」と話すなど、17年に及んだ放送もすっかりエンディングモードに突入しているが、実は1年ほど前、局内関係部署では、水面下で『スッキリ』の継続プランも浮上していたという。

 直近では、オードリー・春日俊彰が生中継先の那須どうぶつ王国で、ペンギン池に何度も落ちるというハプニングを装った演出が大炎上した『スッキリ』。定例会見で日テレ社長が謝罪するという事態に発展し、有終の美に泥を塗ってしまった格好だ。

 このように“しくじり”も多い同番組は、長らく打ち切りが検討されてきた。それに拍車をかけたのは、吉本興業の闇営業騒動をめぐる加藤の言動が、業界内で物議を醸したことだという。

「加藤は、自身の所属する吉本上層部を生放送中に名指しして批判。これにより、『スッキリ』の視聴率がうなぎのぼりとなったため、局内には加藤をフォローする向きがあったものの、すぐにトーンダウンしたことから“単なる話題作り”と逆に批判を集めることに。その後、加藤は吉本とエージェント契約に切り替わり、ついには完全離脱となってしまいました」(スポーツ紙記者)

 番組打ち切りの最も大きな原因は「視聴率の低迷」(日テレ関係者)というものの、やはり加藤と吉本の関係性の悪化も、大きな影響を及ぼしたようだ。

「一昨年末あたりに、番組の中枢を担う総合演出などを含めたスタッフ陣が、一斉に異動となったんです。まだ内定もしていなかった段階ですが、これにより『近々打ち切りになりそう』という雰囲気が高まりました。しかし同時期、打ち切り説と並行して、加藤を降板させて“二代目MC”を迎えた形での番組継続プランも浮上していたんです」(同)

 加藤の“後釜”として浮上していたのは、番組因縁の吉本に所属する千鳥・大悟だったとか。

「当時、吉本は千鳥を猛プッシュしており、同じく闇営業騒動から打ち切りが危ぶまれていた『アメトーーク!』(テレビ朝日系)も、“主犯”である宮迫博之だけを降板させ、蛍原徹と千鳥による『チドリトーーク!』に転生するというプランが浮上していたほど。しかし、大酒飲みの大悟が平日朝の番組を担当できるとは思えず、またワイドショー番組にレギュラー出演するタレントが、失言をことごとくネットメディアで拾われ炎上する事態が頻発する世情もあって、適任ではないと判断。結局『スッキリ』はその歴史に幕を下ろすこととなってしまいました」(同)

 4月からの新番組は、業界内外で切れ者と評判の南海キャンディーズ・山里亮太がMCを務める『DayDay.』に決定している。すぐに局内で当て馬的な“大悟プラン”が復活してしまわぬよう、山里の健闘に期待したい。


サイゾーウーマン編集部

サイゾーウーマン編集部

芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter:@CyzowomanC

Instagram:@cyzowoman

オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン]

最終更新:2023/03/29 12:54
大悟、逃げきれてよかったね
アクセスランキング