[ジャニーズ最新言行録]

なにわ男子・高橋恭平の発言で「放送事故」？　テレ朝アナがバッサリ斬る

2023/03/15 20:00

華山いの（ライター）

着々と実況のスキルを身に付けている藤原丈一郎（右から2人目）と、独特なワードセンスを持つ高橋恭平（右端）（写真：サイゾーウーマン）

　なにわ男子が出演する、価値観アップデートバラエティ『まだアプデしてないの？』（テレビ朝日系）。3月11日は “スポーツ実況アナウンサー”を目指す企画「藤原丈一郎野球実況への道！」第2弾を放送した。

　昨年7月オンエアの第1弾「アナウンサーの野球実況にガチ挑戦」では、3カ月に及ぶ猛特訓の末、プロ野球・福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦の実況に挑んだ藤原だが、今回はわずか1カ月の特訓で『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC』（以下、『WBC』）直前の強化試合、侍ジャパン対中日ドラゴンズ戦の実況を行うことになった。

　テレビ朝日アナウンス部全面協力のもと、今回も大ベテラン・田畑祐一アナから猛特訓を受けるため、アナウンサーらしくスーツに着替えた藤原は、「なんか懐かしいです。スーツ着た瞬間に、一気に心が引き締まる気がします」と意気込んだ。

　そんな藤原が田畑アナと訪れたのは、千葉県・市原市を中心に走る小湊鐡道の五井駅。今回は“目に映るものを瞬時に実況する”「即時描写」を、列車の中から見える景色でトレーニングを行うようだ。番組進行役の三谷紬アナいわく、プロレス実況で有名な元テレ朝のフリーアナ・古舘伊知郎氏も、「実況の練習でずっとやっていた」という。

　列車の中から見える景色はどんどん変わるため、「いかに短いセンテンスで次から次へとしゃべっていくか。何を選んで、どういう言葉にするか」という判断力が鍛えられるそう。だが、瞬間的に変わっていく景色に藤原はしどろもどろ。田畑アナから厳しい指摘を受けながらしゃべり続けること約30分。次第にスムーズに言葉が出るようになり、話すスピードもアップした。

　ロケ帰りの車内でも田畑アナと即時描写の練習をし、その後、東京に戻った藤原は午後2時半から別番組の収録へ。そして午後8時30分、収録を終えてスタジオを出てきた藤原を待っていたのが田畑アナ。この日の仕事をすべて終えた藤原だったが、「これからまたやろう！」「時間がないんで」と田畑アナから特訓に誘われ、午後9時からテレビ朝日屋上から即時描写の練習をし、朝から晩にかけてしゃべり続けた。

　この日の特訓を終えた藤原に、スタッフが「今日1日どうでした？」とカメラを向けると、藤原は「3月3日の『WBC』強化試合まで1カ月切ってますので、それに向けて自分にできることは何なのか、しっかりと考えてやっていきたいなと思います」とコメント。スタッフから「本物のアナウンサーさんみたい」と声をかけられると、「今その気持ちでやってます」とまんざらでもない様子で、「朝から晩までやっているので、何も考えずに口がペラペラ動きます」と話し、三上大樹アナや清水俊輔アナとすれ違いざまに挨拶したときは、「事務所の先輩」のように感じたとか。

　なお、スタジオでは、用意されたアイテムを使って藤原が練習した“即時実況”をメンバーが実践。最初に挑戦した西畑大吾は、音楽番組『ミュージックステーション』（同）のティッシュ箱をお題に選ぶも「伝え方も難しいし、関西弁も気にしなきゃあかんし、どう伝えらればいいのか」と苦戦。あらためて特訓の大変さを実感した様子。

　続いて観葉植物をチョイスした道枝駿佑は、「（鉢の中に）コーンフレークのようなものが入っております。そしてその中から生えておりますのが、プラスチックのような葉っぱでございます」などと説明。これには、番組MCのニューヨーク・屋敷裕政が「途中で『サザエでございます』みたいなの（言い回し）なかった？」とツッコんだ。

　また、「コップに入った水」を選んだ高橋恭平は、「こちらは多分ですね、琵琶湖からとってきました」「どれくらい透明かと言うと、赤ちゃんが流す涙くらい透明です」「飲んだらすごく本当に心が浄化されます」と独特なコメントを連発し、田畑アナが「もしこのまま違う情報番組で流したとしたら放送事故です」とバッサリ斬る場面も。琵琶湖というイメージだけで「水がきれい」と言った高橋に、田畑アナは「あ、あ～……」と言葉を失っていたのだった。

　その後、ロケVTRで藤原は、過去の『WBC』の映像を使った実況中継の特訓を積み、田畑アナから「前に比べるとはるかに良くなった」との高評価をゲット。次週、いよいよ最終試験となる強化試合での実況の模様が放送される。

　この日の放送に、ネット上では「頑張るって決めたらやり通す丈くんかっこいい」「こういう真面目さがお仕事につながるんだろうね」「練習を重ねる中で丈くんの成長が目に見えてわかって感動。来週の最終試験、すごく楽しみ」と、必死に練習に励んだ藤原に対する称賛の声はもちろん、「みっちーの口調に笑った」「琵琶湖とか赤ちゃんの涙とか、さすがに恭平ワールドすぎてしんどい（笑）」とのコメントが集まっていた。

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