ゆたぼんパパ参戦!

兼近大樹とゆたぼん父の共通点とは? NSC時代のツイート炎上を徹底擁護

2023/02/06 14:16
仲宗根由紀子(エンタメライター)
兼近大樹ファンが「新しい地図」に感謝の裏で……ゆたぼんパパが徹底擁護の画像1
つい半年前、『24時間テレビ』でチャリティーマラソンに挑戦していた兼近(C)サイゾーウーマン

 一連の広域連続強盗事件の指示役「ルフィ」とされる人物・渡辺優樹容疑者と過去に知り合いだったことを認めたEXIT・兼近大樹。さまざまな意見が飛び交う中、ネット上では過去の“過激ツイート”が掘り起こされ、本人が謝罪に追い込まれる事態となっている。

「今回、ニュースで渡辺容疑者の名前が浮上すると、2012年の事件で兼近が一緒に逮捕されていたことが判明し、兼近へのバッシングが過熱。これを受け、今月1日にEXITが出演予定だった『イヴ・サンローラン・ボーテ』主催のトークショーが急きょ中止になるなど、仕事に影響が出ています。ただ、5日に生配信されたネット番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)には予定通り出演。現在、同番組やメイン出演者である『新しい地図』(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)に対し、兼近ファンから感謝の声が寄せられているようです」(芸能記者)

 そんな中、Twitterでは約10年前のTwitter投稿が話題になっている模様。兼近は“東京NSC19期生”として吉本興業直営の養成所に通っていた13年8月17日、「よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ」とツイート。これに疑問を持ったユーザーが、「本当に女の子の腕を骨折させるという暴力を振るっていたのですか? 事実なら傷害罪になりますけどどういうことなのかご説明いただけますか?」とリプライを送ったのだ。

 これに対し、兼近は今月4日、「おいマジか。こんなん繋げるの勘弁してくれ」と切り出し、「思い出したよ。芸人なりたてでお笑い芸人みたいなことしたくて、ヤンキー弄りみたいなのされてて、ヤバいヤンキー大喜利返しみたいな返しで過激なこといえばおもしろいと思ってたんですね、、、滑りすぎ弁明できない 無限に出てくるけど不快ですまん」と返信。

 その後、この謝罪が個人に対するリプライであることを疑問視した別のユーザーが“みんなに向けて発信するべき”と指摘すると、兼近は「この過去のクソみたいなふざけツイートに関してやり取りするより、いま被害に遭われている方に目を向けていきましょう。兼近がどう思われてもよくないですか? 誰を救いたいですか?」「俺はどうおもわれてもいいですよ!」などと返答した。

「このツイート以外にも、兼近は13年11月16日、ある人物に『あそこのプリクラの機械何回も壊して出禁になってる。笑』とリプライを送っていて、これにも批判が寄せられています。なお、EXITとして売れる以前の兼近は、周囲の芸人に対して過去の悪行をひけらかしていた模様。そのため、19年9月に『週刊文春』(文藝春秋)が過去の犯罪歴を報じた際にも、近しい芸人の間では『だろうね』という反応が大半だったようです」(同)

 兼近の恥ずかしいツイートが次々と蒸し返される中、不登校YouTuber・ゆたぼんの父で心理カウンセラーを自称する中村幸也氏が4日、Twitterを更新。

 前出の「よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ」という投稿への反応をまとめた“まとめサイト”を引用しつつ、「もちろんこれが面白いとは決して思えないけど、わざと誤解されるような切り取り方をして拡散して喜んでる奴もどうなの?そんなこと拡散してオモシロいのか?」と炎上中の兼近を擁護した。

 中村氏といえば、1日にも「EXITの兼近さんとは以前AbemaTVで共演させてもらったけど、正直な方だと感じました。過去の罪を反省して更生されてるし、ほとんどが既に公表している事実と認めてもいる。逆に自分の犯した罪を認めず、バレないようにコソコソ隠しながら人のことを批判してるような奴の方が卑怯だし、終わってると思う」と持論を展開。

 別の投稿では、「僕も兼近さんも決して過去をひけらかしたりしてるのではなく、自分の犯した罪について認め、心から反省し、それを受け入れて生きている。これは僕のプロフにある著書『あきらめる勇気』にも書いていますが、過去があるから今がある」と、兼近と自分を重ねた上で徹底擁護している。

「中村氏は、かつて著書を出版した際のプロフィールに『暴走族の副総長となる。恐喝、窃盗、傷害、暴走、喧嘩、シンナー、麻薬、覚せい剤…etc』と書かれていたほか、過去のブログ投稿では、10代の頃に『無免許運転とシンナーの現行犯』で逮捕されていたことを告白。兼近の過去とはだいぶ印象が異なりますが、『昔、ワルだった』という共通点から、中村氏は兼近に親近感を覚えているようです」(同)

 “ゆたぼんパパ”が援軍として名乗りを上げた、今回の騒動。兼近が世間に許される日はくるのだろうか。


仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2023/02/06 14:16
GIANNA HOMMES(ジェンナオムズ)ISSUE 01 兼近大樹表紙版
“顔ファン”は動じないから大丈夫
アクセスランキング