【調味料ソムリエのおすすめ】

MCTオイル、ダイエットに効果ある? 朝食にプラスするだけ! ちょい足しレシピ3選を紹介

2023/01/11 19:00
MICHIKO(調味料ソムリエ)
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日清MCTオイル(C)サイゾーウーマン

――調味料ソムリエ/野菜ソムリエでカレーマイスターのMICHIKOさんが、ダイエットに適した食材を調味料でおいしくアレンジするレシピを紹介します。今回は、MCTの活用法です!

MCTオイルを摂ることで期待できる効果とは?

 「オイルはダイエットの敵!」とばかり、油物を控えている方も多いのではないでしょうか? しかし、オイルと一口に言っても、いろいろな種類があり、ダイエットの味方として注目を浴びているのが「MCTオイル」。このオイルはダイエット効果、美容、疲労回復、アルツハイマー病の予防、最近はスポーツの分野でも期待されています。

 MCTオイルは中鎖脂肪酸油のことで、原料は主にココナッツやパームヤシなどの胚乳に含まれる天然成分。オリーブオイルに多く含まれている一般的な植物油は、長鎖脂肪酸と呼ばれるもので、エネルギーに変えるのに時間がかかります。その点、MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、「消化・吸収がよい」「すばやくエネルギー代謝されやすい」ため、体に脂肪として残りにくいという特長があるのです。既存の体脂肪を燃焼する効果もあることから、摂り続けることで脂肪燃焼体質、痩せやすい体を作ってくれるといったダイエット効果が期待できます。また、脳や筋肉のエネルギーにもなりますよ。

MCTオイルは朝の糖質制限食にプラス

 MCTオイルを摂ると、糖質に代わるエネルギー源「ケトン体」が作られやすくなります。このケトン体をエネルギー源として、効果的にダイエットするためには、糖質を制限した食事をすることが良いそう。主食(米、パン、パスタなど)の量を半分にするといった、炭水化物などの糖質を減らすことが大切です。また、中鎖脂肪酸は肉の脂身、バターなどの乳製品、動物の脂肪などに多く含まれているので、夜の食事を野菜料理に変えるなど、摂りすぎに注意しましょう。MCTオイルは腹持ちもよいので、間食防止にも役立ちます。

 MCTオイルは、1日小さじ1杯程度を朝に摂ることがポイント。夜は体の活動量が少ないため、活動時間が長い朝に摂るほうが1日のエネルギーを効率よく消費できる、というわけです。

 普段の朝食を糖質制限食+MCTオイルに置き換えるのもおすすめです。コーヒーやヨーグルト、味噌汁、納豆など、いつも食べているものにプラスして、毎日の習慣にしましょう。また、MCTオイルは加熱したり、炒めたりすると煙が出たりして危険ですので、加熱料理に使用することはできません。

 そのほか、ダイエットに良いからと一度に大量に摂ると、おなかが緩くなったり、体調を壊すことがあるので注意しましょう。サラダ油やゴマ油といったオイルと同じ「1gあたり約9kcal」ですので、ほかのオイルは極力減らすように心がけることも大切。MCTオイルを毎朝の習慣に取り入れて、美と健康力をアップさせましょう!

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