今年も『M-1』の季節がやって来た!

『M-1グランプリ』錦鯉が売れっ子化のウラで……「週5休み」「地上波レギュラーなし」失速した王者は?

2022/12/17 15:00
サイゾーウーマン編集部
『M-1グランプリ』錦鯉が売れっ子化のウラで……「週5休み」「地上波レギュラーなし」失速した王者は?
イエスウィーキャンキャンキャンキャン(C)サイゾーウーマン

 12月18日に放送される漫才コンクール『M-1グランプリ2022』(テレビ朝日系)。昨年優勝したお笑いコンビ・錦鯉は、今やテレビで引っ張りだことなり、「M-1王者」という称号獲得の功績がもたらす影響の大きさが感じられる。

 今年で通算18回目の開催となる『M-1』だが、2001年の初代王者・中川家のほか、フットボールアワー(03年)やサンドウィッチマン(07年)など、すでにバラエティ界の大物となっているコンビも少なくない。ここ最近では、マヂカルラブリー(20年)、そして錦鯉がやはり売れっ子となっている。

「しかし、中には失速してしまったチャンピオンも。例えば、09年に優勝したパンクブーブーの佐藤哲夫と黒瀬純は、現在、BSよしもとの各地域発の情報番組『チーキーズ a GoGo!』の水曜MCを担当しているくらいで、地上波テレビ番組のレギュラーはなし。今年3月までは地方番組『アサデス。7』(九州朝日放送)のコーナーを担当していたものの、それも終了してしまいました。そもそも『M-1』優勝直後から『売れない』と言われていたほどで、ブレークしきれなかった印象です」(スポーツ紙記者)

 とはいえ、11年には当時コンクール番組だった『THE MANZAI』(フジテレビ系)でも優勝し、『M-1』と併せて2冠を達成したパンクブーブー。笑いの実力は認められているはずだが……。

「18年にAbemaTV(現・ABEMA)で配信された『エゴサーチTV』では、MCのキングコング・西野亮廣にパンクブーブーの2人が“なぜ自分たちは売れないのか”について意見を求める形でゲスト出演。自ら“売れていないこと”をネタにしている状況だけに、このやぶれかぶれなスタイルが、いつか世間にウケてほしいものです」(同)

 また、15年の優勝コンビ・トレンディエンジェルは、ボケ担当の斎藤司はともかく、ツッコミのたかしはテレビ露出量が極端に少ない。

「現在、2人でのレギュラーは『チーキーズ a GoGo!』に木曜MCとして出演しているだけですが、斎藤は単体でバラエティにゲスト出演することが多く、得意のダンスを生かした企画に呼ばれることも。そんな斎藤に比べると、たかしは活躍できているとは言い難い状況です」(テレビ局関係者)

 しかし、本人はそこまで困っていないのかもしれない。というのも、今年7月にテレ朝の公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』内の「やさぐれ酒場」コーナーにゲスト出演したたかしは、自分よりも仕事量が多い斎藤と“給料がほぼ変わらない”と話をしていたのだ。

M-1グランプリ2019〜史上最高681点の衝撃〜
ミルクボーイは関西では超売れっ子です
アクセスランキング