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Snow Manを“侮辱”!? 『FNS歌謡祭』の沢田研二カバーにダメ出しした、映画公式SNSが炎上

2022/12/08 14:44
仲宗根由紀子(エンタメライター)
Snow Manを“侮辱”!? 『FNS歌謡祭』の沢田研二カバーにダメ出しした、映画公式SNSが炎上
まさに「勝手にしやがれ」という騒動(写真:サイゾーウーマン)

 12月7日、フジテレビ系大型音楽特番『2022 FNS歌謡祭』(第1夜)が放送され、ジャニーズの人気9人組グループ・Snow Manが“ジュリー”こと沢田研二の名曲をカバー。このパフォーマンスに対し、沢田主演映画の公式Twitterが「9人でも勝てない」などと投稿し、ネット上で「Snow Manへの侮辱では?」と波紋を呼んでいる。

 同番組では今回、「リスペクト!!カバー」と称して“世代を超えて愛される名曲”を実力派シンガーがカバーする特別企画を放送。その一つとして、沢田が1977年にリリースした「勝手にしやがれ」をSnow Manが披露した。

 ネット上では、ファンから「スノの『勝手にしやがれ』最高すぎた」「ジャニー(喜多川)さんがリスペクトしてたジュリーの歌を、Snow Manが歌わせてもらえるのはすごく光栄なこと」などと喜びの声が相次いでいる。

「ジャニーズ創業者のジャニー氏は生前、アイドルを売り出すための戦術を、当初提携していた渡辺プロダクション所属のザ・タイガース(沢田らが所属するバンド。のちに解散)から学んだことは有名です。またジャニー氏は、ソロアーティストとして、歌のみならず俳優業やコントもこなす沢田をリスペクトしていた。少年隊の錦織一清は、若い頃、ジャニー氏から『ジュリーを見てごらんよ。あんなに煌びやかに歌っているのに、あんなに面白いことやるんだよ』『見習わなきゃダメ』などと、よく沢田の話をされたことを明かしています」(芸能記者)

 まさに今回のカバーは、ジャニー氏がリスペクトしていた沢田を、世代を超えてSnow Manがリスペクトする……という歴史的な光景ともいえる。しかし、Snow Manのパフォーマンスに水を差すような出来事が起きてしまった。

 『2022 FNS歌謡祭』が放送された7日、沢田が主演を務め、2番手に松たか子が出演する映画『土を喰らう十二ヵ月』(公開中)の公式Twitterが、「うーむ。見てしまいました。 勝手にしやがれ。たしかにダンスにはキレがありました。 でも、歌唱力、歌詞の行間と余韻。あと、ファッション。9人でも勝てない沢田研二さんの実力を痛感しました。でも、若者にもジュリーを知ってもらえるキッカケになって良かった」と、暗にSnow Manの実力不足を指摘するようなツイートをしたのだ。

 これに対し、案の定、不快感を訴えるSnow Manファンが続出。Twitterでは「せっかくその9人がきっかけで知った若者も、わざわざこんな相手を下げるような大人げないツイートされたら、興味を失くすと思いますけど」「公式がこれってドン引きなんだが。ネットリテラシーとかコンプライアンスとかもろもろどうなってんの? ほか下げないとジュリーのこと褒められないくらい、ジュリーの価値って低いんだね」などの反応が見られ、炎上状態となっている。

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