『ねほりんぱほりん』シーズン7レビュー

『ねほりんぱほりん』ある手配師、ガーシーが霞む“がっつり犯罪者”なお仕事事情【2022年シーズン7】

2022/11/07 11:55
加古りえ(かこ・りえ)
『ねほりんぱほりん』ある手配師、ガーシーが霞む“がっつり犯罪者”なお仕事事情【2022年シーズン7】
写真ACより

 NHK Eテレの人気番組『ねほりんぱほりん』のシーズン7が10月7日よりスタートした。かわいらしいモグラの人形ねほりん(山里亮太)とぱほりん(YOU)が、ブタの人形に扮した“顔出しNG”の訳ありゲストに、聞きにくい話題を“ねほりはほり”聞き出す新感覚トークショーだ。

※本記事は『ねほりんぱほりん』シーズン7「ある手配師」のネタバレを含みます

『ねほりんぱほりん』ある手配師、ゲストはガーシーも霞む“闇アテンダー”

 11月4日放送回のテーマは「ある手配師 労働力から薬物まで……あらゆるものを“手配”した男」。ゲストには元手配師・マサヒコさん(50代)が登場した。好きな動物・チワワ、好きな作家・石田衣良と、つかみにくいプロフィールのマサヒコさん。田舎のヤンキーだったが、上京して建設会社に就職して働いているうちに、会社に内緒で、人手の足りない現場に建築系の職人をアテンドしてお金を稼ぐようになったそうだ。

 労働者派遣に必要な許可をマサヒコさんは得ていないため、これだけでもアウトだが、やがて池袋の「ニンベン屋」といわれる闇の業者に、外国人登録書の偽造を依頼するなど、外国人の不法滞在・不法就労の手引きもスタート。その後も悪い人脈を築き、海外ギャング相手に覚醒剤や麻薬の手配までするようになった……と経歴を語った。

 麻薬の手配では、アジア諸国や中東へ赴いてギャングと打ち合わせするのがマサヒコさんの仕事。成功報酬は「1回200~300万円」だったとのこと。がっつり犯罪者! 今回のタイトルにある「手配師」「あらゆるものを“手配”した男」というワードから、勝手に男性芸能人相手に女性をアテンドしていた暴露系動画配信者で参議院議員のガーシー(東谷義和)氏をイメージしていたのだが、マサヒコさんはガーシーも霞む正真正銘の“闇アテンダー”だった。

『ねほりんぱほりん』ある手配師、パパ友・タカちゃんからシャブ密輸に誘われる

 驚くのがマサヒコさんの闇人脈の広げ方。薬物の密輸は、息子の同級生のお父さん、つまりパパ友の「タカちゃん」が持って来たそう。タカちゃんは現役のヤクザで、「海外からシャブでも入れない?」と軽いノリで誘われたとのこと。「明日、児童館行かない?」程度の軽やかさでシャブ密輸に誘われるパパ友ネットワークが日本に存在しているとは、恐ろしい。

 また、そのような闇人脈にとってはサウナも重要な場所なんだそう。入れ墨OKの特殊なサウナが各所にあり、「そういうところって真っ裸なので。録音されてたり、録画されてたりっていう心配がないので、いろんな情報が飛び交っている。あと、揉めないんです。揉めて行けなくなると、自分たちの居場所がなくなるから」とのこと。

 マサヒコさんは「豊島区のとあるサウナ」を使っていたそうだ。「ニンベン屋」も豊島区(池袋)だったし、サウナも豊島区。好きな作家は、豊島区を舞台にした『池袋ウエストゲートパーク』(文藝春秋)シリーズ。豊島区のイメージが悪化してく。

死なばもろとも
モチベーションは「必要とする人がいる」だそう
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