[再掲]弁護士が解決! テレビの疑問法律相談所

『鳥人間コンテスト』事故が起きても番組が続く理由――「打ち切り」の基準を弁護士に聞く

2022/08/31 20:00
サイゾーウーマン編集部
『鳥人間コンテスト』事故が起きても番組が続く理由――「打ち切り」の基準を弁護士に聞くの画像1
写真ACより

 人力飛行機の滞空距離や飛行時間を競う『鳥人間コンテスト』が、今年3年ぶりに有観客開催された。8月31日午後7時からは、日本テレビ系でその模様が放送されている。

 「空を飛ぶ」という夢に向かい、ひたむきに努力する人々の姿が胸を打つ人気番組だが、感動の舞台裏では、悲惨な事故がたびたび起こってきた。

 特に大きな騒動となったのは、2007年の大会。ある大学のチームでパイロットを務めた女性が、機体の破損によって約10メートルの高さから湖面に落下。その衝撃によって「脳脊髄液減少症」という後遺症を患う事故が起こり、女性は大学や大会運営に関わった読売テレビなどを訴えるに至った。こうした事故が起こったにもかかわらず、『鳥人間コンテスト』は現在も続いている。

 その一方、番組収録中の事故によって打ち切りとなった番組は少なくない。例えば20年10月には、バラエティ番組『でんじろうのTHE実験』(フジテレビ系)にて、お笑い芸人のトレンディエンジェル・斎藤司がロケ中に背骨の圧迫骨折など、全治3カ月のケガを負っていたことが発覚。ネット上では、番組側に対する批判の声が噴出し、翌21年2月にレギュラー放送が打ち切られることとなった。

 このように、重大な事故が起こっても「打ち切られない番組」と「打ち切られる番組」があるのは、一体なぜなのか? サイゾーウーマンでは、17年にアディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士を取材し、「事故の起きたバラエティー番組が打ち切りになる基準」について聞いていた。『鳥人間コンテスト』の放送に合わせて、同記事を再掲する。
(編集部)


「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回の番組>
『衝撃のアノ人に会ってみた!』(日本テレビ系/3月23日)

<今回の疑問>
事故の起きたバラエティー番組が打ち切りになる基準は?

 3月23日に放送された『衝撃のアノ人に会ってみた!』(日本テレビ系)に、過去の『鳥人間コンテスト』(同)で話題になったパイロットたちが出演し、再び注目を浴びた。今年の夏で40回目を迎える『鳥人間コンテスト』だが、感動の舞台の裏では悲惨な事故も起きている。

 2006年大会には東京工業大学のチームの機体が崖に衝突し、パイロットが踵骨の粉砕骨折と顔面裂傷し、その後遺症が残るという大事故、翌年07年大会では、パイロットとして参加した女性が滑走中に機体が破損、約10メートルの高さから湖面に落下し、その衝撃の影響と思われる「脳脊髄液減少症」という後遺症を患うという事故が起きた。

 女性は、制作の読売テレビと事故当時在籍していた大学、人力飛行機を制作したサークル顧問や責任者相手に損害賠償を求める提訴をしている。通常、このような事故が続けば、番組は打ち切りになってもおかしくはない。なぜ「鳥人間コンテスト」は打ち切りにならないのだろうか? アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士に話を聞いた。

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