【連載】“買い物狂い” の散財日記 第235回

イオンにある洋服のお直し屋さんが4着2万円!? “ウエスト出し”を依頼し、悲しい結果に

2022/07/17 19:00
千葉N子(ライター)
(C)千葉N子

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。 

 こんにちは。光の速さで体重が増えている千葉N子です。ははは……って笑い事じゃね~~~~~!!!!!!!! その昔、母は言いました。「歳をとれば、体形なんて気にしなくなると思っていたのに、いつまでたっても悩まされるわ」と。それを聞いた30歳の私はこう思ったんです。

「ケーッ!! 結婚しているくせに贅沢な悩みだ!! もう男に好かれなくたっていいんだから、ぶくぶく太ったっていいのに! あたしゃ、結婚したらダイエットなんて絶対にしないね。好きなもの食って生きていくわ」

 しかし……。既婚者となった今。鏡を前に思うのです。「はあ……やせたい」と。モテるとかモテないとか、そういうことじゃないのよ。服が入らないの! 洋服屋さんに行って、「ああ、素敵な洋服! 着てみたい!」と思っても、太ももや腹がみっちみちで入らないのよ。おしゃれブログを運営しているっていうのに、肝心の洋服が入らないんじゃ記事も書けないわ。うわーん!

 しかし、私は毎日高カロリーでうまいステディのご飯を食べている身。これは私が体を絞って洋服に寄せていくんじゃなくて、服を私の体に寄せればいいんじゃないかしら……。いつしかそう思うようになりました(ダイエットの話、どこにいったんだよ)。

 こういうとき、私が駆け込むのがオンの2階にある洋服のお直し屋さん。ここは「ウエストを出してください!」とか「幅を広げたいです!」といった要望に応えてくれるのです。早速、お気に入りの服をもって突撃だ~~~~~!!

 お店に行くと、いつものお姉さんが「今日はどうなさいますか?」と聞いてきました。すかさず「ウエストを出したいです!」と私。すると、お姉さんは私の持ち込んだパンツ2枚とスカート2枚を眺め、「どのくらい伸ばします?」と聞いてきました。そうねえ……。今はギリギリ履けるけど、パッツパツの状態だから……ウエストに合わせて伸ばしてもらおうかしら。

「私のウエスト測ってもらっていいですか?」

お姉さん「はい、いいですよ」

 そんなわけで、お姉さんの前でずいっと腹を突き出した私。ちょっと余裕をもって縫ってほしいから、ウエストのサイズ+1cmくらいで仕上げてもらおうかしらん。確か、スカートのウエストが74cmだから、80cmくらいかしら?

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