“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第609回】

広瀬すずは“超やり手で魔性の女”? 「女性セブン」が報じた驚きの新事実

2022/07/12 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

「女性セブン」7月21日号(小学館)写真:サイゾーウーマン

 参院選挙投票日を控えた7月8日、安倍晋三元首相が狙撃され死亡するという衝撃的事件が起こった。これを受け「女性自身」「週刊女性」が報じている。締め切りを考えるとバタバタだったと思われるが、表紙にも記事タイトルが。週刊誌の執念。

第609回(7/7〜7/12発売号より)
1位「広瀬すず『今カレと元カレは親友』“シン・魔性の女”に山崎賢人が落ちるまで」(「女性セブン」7月21日号)
同「広瀬すずと山崎賢人、“事務所も認めた”ビッグカップル報道が「なぜかすぐに沈静化」した経緯と理由」「週刊女性PRIME」7月11日配信)
2位「なぜ今、電力は無いのか?」(「週刊女性」7月26日・8月2日合併号)
3位「安倍晋三元首相を銃撃した元海自隊員のアブない素顔」(「週刊女性」7月26日・8月2日合併号)
同「安倍晋三元首相 凶弾2発が奪った『愛妻と日本漫遊』 夢の引退後計画」(「女性自身」7月26日・8月2日合併号)

 ちょっとびっくりした広瀬すずと山崎賢人の熱愛発覚。スクープしたのは「文春オンライン」で、記事は広瀬の誕生日に東京ドームで開催された『THE MATCH 2022 天心VS武尊』を仲睦まじく観戦するなど、常に行動を共にし、すでに“半同棲”だとも報じている。人気俳優同士のビッグカップル誕生だが、これを後追いした「女性セブン」、そして「週刊女性PRIME」の内容がなかなか興味深い。

 まずは「週刊女性PRIME」。記事は広瀬と山崎というビッグカップルの熱愛にもかかわらず、なぜか報道が加熱せず、すぐに沈静化してしまったことを指摘、その背景を探っている。芸能報道の舞台裏、ってやつだ。

 そもそも「文春オンライン」に対し、双方の所属事務所は「プライベートは本人に任せております」と熱愛を否定しなかった。にもかかわらず、マスコミは積極的に後追いはしていない。

 しかも、広瀬が出席した富士フイルムのイベント取材に多くのマスコミも来ていたが、熱愛には触れなかったこと、また一部スポーツ紙が「熱愛報道の広瀬すず」というタイトルをつけたのに、その後「熱愛報道の」との文言がカットされたという不可解な状況を「週女」は指摘。その上で、マスコミの対応について、事務所からの圧力をこう匂わせた。

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