“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第604回】

いしだ壱成の“ツインソウル”“多重人格”“入院”……女性週刊誌全誌が注目する前途多難な人生

2022/06/07 21:00
神林広恵(ライター)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

「週刊女性」6月21日号(主婦と生活社)

 コロナ禍で延期されていた市川海老蔵13代目市川團十郎白猿の襲名披露が、ついに行われることになった。めでたい。海老蔵の襲名ではない。勸玄くんが8代目市川新之助になることのほうだ。幼い身に悲しいこと、大変なことがいろいろ降りかかった勸玄くん。見ていてハラハラドキドキ。立派に成長してほしいと願うばかりだ。

第604回(6/1〜6/1発売号より)
1位「いしだ壱成 『上京時の所持金は7000円 河相我聞くんにもお金を借りました』」(「週刊女性」6月21日号)
参照「いしだ壱成 『奇行撮! “医療大麻”吸引』と『ずぶ濡れ通勤』(「女性自身」6月21日号)
参照「いしだ壱成 『芸能界に戻りたいから…入院することにしました!』」(「女性セブン」6月16日号)
2位「宇多田ヒカル 『週3回も精神分析』解けぬ母の呪縛9年」(「女性自身」6月21日号)
同「宇多田ヒカル 『母の死』告白で秘した『病床の父』」(「女性セブン」6月16日号)
3位「ビッグダディ 息子が巨額借金で失踪『大家族で返済中です』」(「女性セブン」6月16日号)

 やはり心配だ。いしだ壱成。先週「週刊女性」が壱成の近況とその告白を報じたが、今週も引き続き壱成の告白特集を掲載していて、さらに心配になった。いや、「週女」だけではない。今週は「女性自身」「女性セブン」と女性週刊誌全誌が壱成ネタを扱うという珍事が起こっているのだが、それらを総合すると、さらに心配になる。

 まずは、このネタに関し独走状態(笑)にある「週女」から。記事のキーワードは“ツインソウル”である。なんのこっちゃと思うだろう。筆者もそう思う。しかし壱成が多用するこの“ツインソウル”という言葉は、“魂の片割れ、心が共感した関係”“魂の恋人”なのだという。そして壱成の近況はツインソウルを軸に展開していく。

 石川県での離婚後、男性支援者2人を得て群馬のホテル合宿暮らしを始めたが、金銭トラブルで逃げるように上京。ここまでが「週女」が先週報じた内容だ。そして今週はというと――。

1. 上京した時、所持金が7,000円だった壱成が思い出したのがSNSで知り合った中部地方に住む“ツインソウル”Aさん。以前から資金援助を受けていたこともあり連絡を取ると、すぐに自宅に呼ばれ居候をする。が、プラトニックな関係で、4月上旬に壱成が再上京したのを機に同居を解消する。

2. 以前から壱成のライブ配信にコメントをくれていた主婦Bさん。5月14日に都内のイベントで初対面を果たすが、ひと目で“ツインソウル”と確信した壱成は、その場でマネジャーを依頼。Bさんはその後仕事にも同伴、さらに霊視もできて、夫婦で壱成を援助している。

3. SNSがきっかけで知り合った会社経営の女性社長Cさん。時々おいしいものを食べさせてもらったり、仕事を紹介してもらう“ツインソウル”らしい。

4. SNSで知り合った看護師のDさん。ホテルでの待ち合わせを提案され、会った途端“ツインソウル”だとわかったらしい。そのままベッドを共にして恋人に。

5. SNSで5月27日に新マネジャー“ゆうちゃん”を発表。しかしテレビ業界人の彼女は“ツインソウル”でないらしい。

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