再掲[ジャニーズツッコミ道場]

『家政夫のミタゾノ』の“珍味感”を高める、TOKIO・松岡昌宏の存在感と可能性

2022/06/10 22:00
田幸和歌子
ジュリーさん、お読みいただきご検討ください(C)サイゾーウーマン

 TOKIO・松岡昌宏が主演を務める連続ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の第5シリーズが、今夜最終回を迎える。同作は、2016年に第1シーズンがスタート。深夜の「金曜ナイトドラマ」枠ながら、世帯平均視聴率8%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得することも珍しくない、大人気ドラマだ。

 松岡は、家政婦を派遣する「むすび家政婦紹介所」で、なぜか女装をして“家政夫”として働く謎多き人物・三田園薫(みたぞの・かおる)を好演。家事全般を華麗にこなす“スーパー家政夫”でありながら、派遣先の家庭で起こる問題を見抜き、“根深い汚れ”をスッキリ落としていくという、探偵のような役割も担っている。

 今でこそ大人気ドラマとなった『家政夫のミタゾノ』だが、シリーズスタート当初は、松岡の女装姿に衝撃を受ける声が続出。180cmを超える高身長であるうえに、“TOKIO・松岡昌宏”としては、ドラムを叩いたり、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で農作業をしたりする姿がおなじみだったため、ファンからも「違和感がすごい!」などと言われていた。

 そんな松岡について、サイゾーウーマンの人気連載「ジャニーズツッコミ道場」を担当していた田幸和歌子氏は、『家政夫のミタゾノ』が始まった当初の同連載にて、「初回を見たとき、思わず困惑し、探してしまった。主演の松岡がどこにいるかわからなかった」と驚きをつづっている。

 さらに、ミタゾノを演じる松岡が、ある芸人に見えてしまう理由について真剣に考察。女装によって、なぜか2人は「近づいてしまう」というのだが……。今夜の最終回に合わせて、同記事を再掲する。
(編集部)


“珍味ドラマ”×TOKIO・松岡昌宏の可能性を感じる、『家政婦のミタゾノ』における存在感

 今回ツッコませていただくのは、10月21日にスタートした金曜ナイトドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)に主演中のTOKIO・松岡昌宏。

 もともと『家政婦は見た!』(同)のパロディ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)のさらにパロディという禁じ手であり、ダダすべりするか含み笑いを呼ぶか気になる作品ではあった。

 だが、まず初回を見たとき、思わず困惑し、探してしまった。主演の松岡がどこにいるかわからなかったからだ。そして、しばらくの間、自分がココリコ・田中直樹だと思って普通に見ていた人物が、主演の松岡だとわかったときは、結構本気で驚いた。

 あらためてTOKIOが登場している駅の中吊り広告を見たり、ほかのテレビ番組で松岡を見たりしてみるが、どこにもココリコ・田中はいない。まったく似ても似つかない。でも、ドラマ『ミタゾノ』の方は逆に、どこにも松岡が存在しない。こんなにも一致しない2人が、「女装」によって近づいてしまうのは、なぜなのか。

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