「魔女狩りのようだ」と眉をひそめる人もいる模様

ジョニー・デップの元妻アンバー・ハード、DVが「怖かった」と嗚咽し訴えるも「涙が出てない」「あり得ない」と失笑されるワケ

2022/05/10 18:20
堀川樹里(ライター)
ジョニー・デップの元妻アンバー・ハード、DVが「怖かった」と訴えるも「大根芝居」「あり得ない」と失笑されるワケの画像1
泥沼裁判に突入したジョニー・デップと元妻アンバー・ハード(C)gettyimages

 ジョニー・デップ(58)が17年に離婚した元妻アンバー・ハード(36)を名誉毀損で訴えた裁判をめぐり、アンバーの言動がネット上で失笑されている。



 4月11日から約6週間にわたって行われるこの裁判で、アンバーは5月4日から証言台に立ち、ジョニーからひどいDVや性的暴行、無視されるなどのモラハラを受けたと具体的に証言。顔をくしゃくしゃにし、嗚咽しながら「怖かった」と訴えたが、ネット上は「涙が出ていない」「いろいろ言っているけど、どれも証拠がない」などと冷ややかな声が多数だ。



 証言時にいつも顔をしかめることから、「ワンパターンの三文芝居を見せつけられているように感じる」などという人も多く、アンバーが大げさに表情をゆがめる映像はミームになり、SNSで大流行。TikTokでは、くだらないことを言いながら大げさに顔をしかめる映像の投稿が続出している。



 笑えるミームだけでなく、アンバーの嘘はDV被害者をばかにするものだと怒りにあふれるSNS投稿も多い。



 15年12月に、ジョニーから顔を繰り返し叩かれ、髪の毛を引っ張られたことにより「唇が腫れ、目の周囲がどす黒くなり、髪の毛が抜けた」という翌日、映画のプロモーションのため深夜のトーク番組に出演したアンバー。暴力の痕は「濃いメイクをしてごまかした」と証言しているが、DV被害者たちは、「DVを受けたら、しばらく顔は腫れている。翌日、こんなスッキリした顔に戻れるなんてあり得ない」「クリス・ブラウンに3発殴られたリアーナは、数週間の予定をすべてキャンセルした。傷はすぐには治らないから」「彼女はDV被害者を侮辱している」などと怒りを炸裂させている。



 一方のジョニーは、ネット上で「落ち着いて証言している」「証言台でも原告席でも、裁判の外でも、どこにいても変わらない」など好感度が上昇。20年2月に米最大の電子掲示板「Reddit」に立ち上げられた「Justice For Johnny Depp(ジョニー・デップに正義を)」フォーラムのメンバーもこの1カ月で急増しており、2万6,000人を突破。「彼こそ被害者だ」と支持する声が続出している。



 裁判所の外に集まった大勢のファンに対し、ジョニーは車の窓を開け身を乗り出して笑顔で手を振ったり、手紙やプレゼントを受け取るなど、気さくな様子。SNSには、こうした姿を撮影した動画が数多く投稿され、「応援したくなった」という声も上がっている。

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