IKEA「1,000円以内」おすすめ収納グッズベスト10！　収納のプロが自宅使用例を紹介

IKEA【799円】JALL イェル ランドリーバッグ スタンド付き

　IKEAのランドリーエリアにあります。衣類はもちろん、ぬいぐるみやパジャマなどを「ドサッと」簡単に放り込むことができます。ただし、洗濯後の衣類は重さが出るので長く使うと生地が切れることも。とはいえ、値段と機能を考えるとコスパ的には悪く感じません。

　筆者は、都心の狭めの家に訪問することが多いので「使わないときは折りたためる」「使うときは自立できる」の2点がポイントになります。ほか、ペットボトルや食品トレーなど「ゴミの分別」が細かい地域にもおすすめ。100均のフッククリップ、ダブルクリップを用意してレジ袋を引っ掛ければOK。汚れる手間もなく、簡単です。

IKEA【899円】SKUBB スクッブ ハンギング収納 9段

　洋服の「引き出し収納」が苦手な方は少なくありません。毎日のことだと引き出しの中に畳んで入れるだけでも面倒な作業です。また、衣装ケースやチェストを置くと床掃除も大変。ハンキング（吊り型）タイプなら、出し入れの際に「腰を落とさずに済む」ので、足腰の弱い方にも楽ちんです。

　ただ、この「SKUBB スクッブ」には段を調整するマジックテープが付いていないので、写真上のように「ダブルクリップ」を使います。また、100均のプラスチック段ボールを敷いたり、不織布ボックスを足したりと強度をアップしても◎。

　ちなみに、IKEAのキッズ家具エリアにある「RASSLA ラッスラ」999円（商品番号 304.213.39）は、5段から3段に長さを調整できるマジックテープ付き。

IKEA【999円】RISATORP リーサトルプ バスケット

　IKEAといえば、スチール製の「リーサトルプ バスケット」です。定番の人気商品なので愛用者も多いと思います。置いてるだけでかわいくて、好みのカラーで揃える楽しさもあります。木製の持ち手が付いているので、使う場所まで一気に運ぶ「グループ収納」に便利。筆者宅は、朝食セットに使っていますが、皆様のお家では何を入れていますか？

　IKEAのドア用フック「SKOGSVIKEN スコグスヴィーケン」179円2P入り（商品番号304.287.03）に掛ければ、ハンギング小物入れに！　ドア用フックを反対にして下駄箱の扉に掛けているので、「魔法のテープ」で固定すると良いです。季節の小物を、必要なシーズンだけ用意したりと役立ちます。

IKEA【999円】TISKEN ティスケン タオルラック

 「お風呂がタイル貼りで収納がない」「キッチンの壁に吊り下げレールがほしい」などの声があったときに提案するのが、IKEAの「TISKENシリーズ」です。横幅53～83cmまで伸縮できるので、便利です。壁に穴を開けることなく、耐荷重3kgまで「浮かす収納」ができます。ただし、長く住む家の場合は「スチール製」のほうが手入れも簡単です。

　IKEAの「TISKENシリーズ」は、凹凸のない滑らかでツルツルした表面（ガラス、タイル、キッチンパネル、ミラー）に取り付けられます。吸盤フックを取り付ける時は「説明書を守る」のはもちろん、「一晩しっかりと固定する」のが大事です。その日に吊るすと、落ちるリスクが高まります。

　とはいえ、湿気が多いなど条件や使用時間によって落下するリスクはあるので、引っ掛けるモノは落としても壊れない素材（プラスチック製品）だけにしておくようにすすめています。

IKEA【999円】VESKEN ヴェスケン ワゴン

　予算をかけずに収納を増やしたい方に提案するのが、IKEAの「VESKEN ヴェスケン」シリーズです。中でも、キャスター付きのワゴンが活躍します。

　対応できる悩みは「お風呂と洗面所の収納」をはじめ、「洗濯機横の収納」「トイレの収納」「キッチンの隙間収納」「玄関や廊下などの極小スペースの収納」です。ただし、こちらもプラスチック製なので経年劣化の汚れが出やすい素材です。その点も含めて、予算的なメリットとデメリットを考えながら提案しています。

【まとめ】IKEAといえば「ウォール収納」もおすすめ

　片付けのプロが自宅で使っている愛用品を中心に、IKEAの収納品グッズ【1,000円未満】ベスト30を3回に渡って紹介しました。今回はなるべく「ネジを使うモノ」を外しましたが、IKEAといえば「ウォール収納」です。壁を使った収納グッズ「ウォールシェルフ」「キッチンレール」のエリアもおすすめ。

　長く暮らす家なら、動かない家具を置くより壁紙を傷めずに済みます。狭さに悩む家も「ウォール収納」なら、スッキリできます。

伊藤まき（収納ライター）

収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。クリンネスト2級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感！　貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。

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