日本もある話では?

ラブコメの女王ことメグ・ライアン、『愛と青春の旅だち』デブラ・ウィンガーほか……ハリウッドを去ったセレブの告白

2022/05/02 20:43
堀川樹里(ライター)

ジーナ・デイヴィス(66)、40歳以降は映画オファーが激減

 『ビートルジュース』(88)や『偶然の旅行者』(88)、など、コメディからシリアスまで幅広いジャンルをこなすアカデミー女優のジーナ。下積み時代のブラッド・ピット演じる年下男性と行きずりの恋に落ちるアラフォー女性を演じた『テルマ&ルイーズ』(91)は男性社会への反抗を描いた作品として社会現象を巻き起こした。

 そんなジーナはキッパリと引退したわけではない。40歳になると映画オファーが激減したため、映画に出演しなくなったのだ。

 「ガーディアン」のインタビューで、ジーナは「女優になりたての頃、、女性が主人公の映画に主演しヒットさせていたメリル・ストリープやジェシカ・ラング、サリー・フィールドを見て、私もそうなるんだ、“最高の役”をもらえるようになるんだ。(この業界は)女性にとってどんどん良くなるんだからって期待に胸を膨らませていた」「でも“最高の役”はめちゃくちゃ不足している状態が現実」だと説明。

 実際、彼女は40歳以降銀幕からは遠ざかっており、活動の場をテレビドラマに移さざるを得なくなった。そのテレビドラマの世界も厳しく、49歳の時に主演したテレビドラマ『マダム・プレジデント ~星条旗をまとった女神』でゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得したが、作品はシーズン1で打ち切りになっている。

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