“時代”は言い訳にならないよ……

小林勇貴氏、監督映画での「児童虐待」を謝罪も批判やまず……子役への“スパルタ指導”明かした坂上忍にも延焼?

2022/04/30 12:00
サイゾーウーマン編集部

坂上忍は「もっと泣けよ! オラ!」と子役を怒鳴った過去も

 とはいえ、ネット上では「俎上に載せられたから謝ってるだけにしか見えない」という批判の声はやまず、「周りの大人も同罪」「プロデューサーの西村喜廣氏もコメントを発表すべきでは?」と、その他スタッフへの責任も問われている状況だ。映画界では榊英雄氏や園子温氏など、監督による“性加害”報道が相次いでいたが、「今後は児童虐待も議論に上がるだろう」とスポーツ紙記者は話す。

「“スパルタ指導”で子役を追い詰めてリアルな演技を引き出すという手法は、子役育成ではままあること。例えば、自身も子役出身の坂上は、今から10年ほど前、経営する子役スクールの密着番組で、子役に対して『もっと泣けよ! オラ!』などと怒鳴りつけている様子がオンエアされました。当時は視聴者に『熱い指導』と受け止められていたものの、現代社会においては虐待とみなされる可能性があります。“時代の違い”はあっても、過去のハラスメントがなかったことになるという話ではありませんから、今後発掘される可能性もあるでしょう」

 坂上自身も子役出身で、16年出版の著書『スジ論』(新潮新書)の中では、まだ14歳だった頃、師匠と仰ぐ相米慎二監督にストリップ劇場へと連れて行かれるなど、常識外のことをされていたと明かしている。この体験も現代では議論を呼ぶ対象になるだろうが、坂上はどう受け止めているだろうか。映像業界の意識は、今後さらなる変革が必要かもしれない。

 

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最終更新:2022/04/30 12:00
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