伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

ダイソー・セリア「ワイヤーネット」活用テク! プロが教える、オススメの使い方【全種類・サイズ・色】

2022/03/07 20:00
伊藤まき(収納ライター)

【100均】ワイヤーネットに最適なフックはコレ!

落下するリスクが低いフック2種類(C)maki_organize

 ワイヤーネット(ワイヤーラティス)と一緒に100均で買うべきフックは、「熱圧着フック」と「3ピンフック」、そして「ドアフック」「かもいフック」。ちなみに筆者は、「両面テープのフック」は絶対使いません。

賃貸の壁、軽めの小物を置く:3ピンフック

「3ピンフック」なら賃貸でもOK!(C)maki_organize

 100均によくあるタイプ、耐荷重5kgの「3ピンフック」を使った例です。8マス程度のサイズなら、傾いたりせずに使用できます。

帽子や子ども靴を置く軽めのラックに!(C)maki_organize

 セリアの「ワイヤーラティス」を曲げただけの簡単ラック。横幅が長いときは、3ピンフックが2つ必要です。下駄箱まわりなら、軽めの小物(帽子、子ども靴、スリッパ)を置くことができます。

ワイヤーネットを曲げて使うときの注意点

溶接(鉄と鉄を繋げた部分)は折れやすいので、力加減に注意(C)maki_organize

 折り曲げるときは、厚み2cm以上の板を上に置いて、力をゆっくり加えながら曲げるだけ。テーブルでもOKですが、傷が付きやすくなるので保護布などを当てるなど注意が必要です。コの字ラックのほか、L型、S型、J型などいろいろな曲げ方があります。本来の使い方ではないので、軽めのモノ(紙類、ぬいぐるみなど)限定の簡単ラックです。

 曲げる時は底面がフラットになるよう「溶接部分」の凹凸で裏表を確認しましょう。なお塗料つきのワイヤーネットはすべて曲げると塗料が剥がれるので、水回りには使えません。

外壁やキッチンまわりに使う:熱圧着フック

外壁やキッチンまわりに使いたいなら(C)maki_organize

 ピンフックが入らない壁(外壁、キッチンパネル)に使う場合は、「熱圧着フック」を。塗料がつかない壁なら、ドライヤーの熱を当てるだけで、外すときもキレイに取ることができます。

重いものを引っ掛けて使う:ドアフック

フックの耐荷重をよく確認しましょう(C)maki_organize

 スチール製の「ドアフック」を用意すると耐荷重が強めになります。鉄製フックを選ぶときは、裏面にクッション(保護シート)付きか丸みのあるデザインが理想。傷を付けないよう、注意してください。

大きなドアに使うときは、ダイソー「スチール製ドアフック」がおすすめ(C)maki_organize

 服装小物をラックに引っ掛けるのはもちろん、結束バンドを使ってラックに鏡を固定するのもOK。別売りのパーツカゴを揃えれば、収納力アップも簡単です。キッチンや下駄箱、洗面所の扉裏におすすめ。

小さな扉裏も「収納アップ」できる!(C)maki_organize

 ただし、ドアに傷を残さないように、フックとワイヤーネットの裏側にクッションシール(保護材)を貼るのを忘れないで。

穴をあけずに使う:かもいフック

ネジでしっかり固定できるので、ズレにくい(C)maki_organize

 「ピンフック」でも、小さな穴を空けるのに抵抗がある……という方には、セリアの「かもいフック」です。これまで無かった「透明タイプ」なら、生活臭も漂いません。耐荷重もしっかり、1.2kgと安心です。

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 「かもいフック」2つを窓枠に付けて、曲げ加工した「ワイヤーネット(セリアのワイヤーラティス)」を設置しました。マットブラックならオシャレに収納できます。

 フックのほかにも、100均グッズでさまざまな使用例があります。

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