“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第589回】

千葉真一氏の死をめぐる「週刊女性」と「フライデー」、“矛盾がいっぱい”の代理戦争

2022/02/15 21:00
神林広恵(ライター)

東出昌大に優しい「週刊女性」と厳しい「女性自身」

 やっぱり「週刊女性」は東出昌大に優しい。先週も東出の事務所退所をめぐる記事を掲載、しかもそのトーンはなぜか東出に同情的というか優しいものだったが、今週もまたまた東出の近況ネタが掲載されている。

 記事によると、現在公開中の映画『コンフィデンスマンJP英雄編』に出演している東出だが、今年初冬に主演映画が公開予定だという。しかも東出が演じるのは妻に暴力を振るった実在の詩人・三好達治。製作サイドは三好のイメージが東出にぴったりだと、熱烈ラブコールの末、主演抜てきとなったらしい。

 この映画のクランクインの直前には「週刊文春」(文藝春秋)によるハーフ美女呼び寄せスキャンダルもあったが、撮影には真面目に取り組んでいたという。やはり好意的。

 というのも今週「女性自身」にも東出ネタが掲載されているのだが、こちらは、けちょんけちょん。ボコボコになった“まるで事故車”に乗り、マネジャーもつけずに一人現場に行く東出の様子や、主演舞台の観客が入らず“惨敗”“大コケ”状態だったことを報じている。

 2つの記事を比べて改めて思った。「週女」は東出のこと、相当好きなのか?

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