原作ファンには違和感?

『ミステリと言う勿れ』、ピース・又吉が原作ファンに提案!? 白石麻衣演じる妹に「全然違う」と苦言相次ぐも……

2022/01/31 15:56
サイゾーウーマン編集部
『ミステリと言う勿れ』、ピース・又吉が原作ファンに提案!? 白石麻衣演じる妹に「全然違う」と苦言相次ぐの画像1
菅田将暉の代表作になりそうな予感?(C)サイゾーウーマン

 ピース・又吉直樹が1月28日、YouTubeチャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」を更新。漫画の実写化を嫌がる原作ファンに対し、「原作だけを愛していればいい」などと“提案”した。

 現在放送中の連続ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)について、又吉は原作を読んだ上でドラマを見ていると明かし、「ドラマの映像とか、照明とか、セットも含めて、むちゃくちゃいいなあと思って」「めちゃくちゃ面白い」と絶賛。

 特に、菅田将暉演じる主人公の久能整(くのう・ととのう)が放つ「言葉の強さ」に魅了されているようで、「かなり好きなタイプの名探偵」「整くんが出てきた時に、『来た来た来た!』みたいな。かなり好きになってる」「久能整くんに独演会してもらいたい。オールナイトトークライブあったら、聞きに行く」などと“整愛”を語っている。

 また、「原作があるドラマって、原作ファンの方が『映像化しないで』って言ったりするじゃないですか。期待を裏切られるの嫌やからって」と切り出し、その気持ちは「わかる」とした上で、「完結して原作が好きな人は、原作だけを愛していればいい」と提案。続けて、「仮にね、原作と全然違う映像作品ができてしまったとしても、原作の何かが損なわれるわけじゃないんですよね、実は。だから、別物として見てもいいと思うんですよ。再現性をすごく求める方もいるんですけど、必ずしもそうする必要ないと思ってて」と持論を展開し、今後の放送について「原作通り追っていくのか、選択していくのか、どうなるんでしょうね」と想像を膨らませていた。

 なお、ドラマ『ミステリと言う勿れ』は、漫画家・田村由美氏が2016年11月から「月刊フラワーズ」(小学館)で連載している同題漫画の実写版。カレー作りが趣味の大学生・久能整(菅田)が難事件を解明していく物語で、第2~3話では、久能がバスジャックに巻き込まれ、犯人たちの邸宅に連れ込まれてしまう様子が描かれた。

「ドラマでは毎回、整の名言が注目されいます。第1話では、妻子を亡くした悲しみから殺人の罪を整になすりつけようとした刑事に『お前なんかに何がわかるんだ!』と胸ぐらをつかまれた際、整が『僕は子どもを持ったことはないですが、子どもだったことはあります』などと返すシーンが『ハッとさせられた』『このセリフで整くんのファンになった』とネット上で話題に。また、第2話では、いじめについて『欧米の一部ではいじめているほうを病んでいると判断する。でも日本では逆。あいつにいじめられたよ、病んでいるのかもしれないからカウンセリングを受けさせてやってよと、皆が簡単に言えるようになればいい』と持論を述べる場面が多くの視聴者を感動させたようです」(同)

 そんな“整節”が毎回話題になる一方で、ネット上では原作との相違点を指摘し、「ドラマの都合で勝手に変えないでほしい」「改悪だ」などと批判する原作ファンも散見される。

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