本当はホットドッグ嫌い説も……?

スヌープ・ドッグ、ホットドッグビジネスに参入!? 「スヌープ・ドッグズ」の商標登録を申請でファン驚嘆

2022/01/14 19:18
堀川樹里(ライター)
スヌープ・ドッグがホットドッグブランド「スヌープ・ドッグズ」の商標登録を申請!の画像1
ホットドッグビジネスに参入のスヌープ・ドッグ(写真/Getty Imagesより)

 “大麻好きのスヌープおじさん”としてアメリカで幅広い層に愛されているラッパーのスヌープ・ドッグ(50)が、ホットドッグビジネスに参入する予定だと報じられている。



 米大手音楽誌「ビルボード」オンライン版によると、昨年12月、スヌープの弁護士が米国特許商標局に、ホットドッグを販売する目的で「スヌープ・ドッグズ(SNOOP DOGGS)」という名称の商標登録を出願したとのこと。提出書類には、ホットドッグのほか、七面鳥ソーセージ、ベジタリアン・ソーセージなどの販売も「スヌープ・ドッグズ」のブランド名で行う予定だと書かれている。



 1990年代にギャングスタラッパーとして一世を風靡したスヌープは、天性のハスラー(勝負師)で、総資産1億5000万ドル(約170億円)。2015年に大麻ブランド「Leafs By Snoop(ハッパ・バイ・スヌープ)」をローンチ。“前科持ち”という共通点がある、ライフスタイルコーディネーターのマーサ・スチュワートとタッグを組み、大麻入りブラウニーなどを紹介した料理番組がヒットした18年には、“大麻を使わないレシピ”を紹介するレシピ本を出版。

 コロナ禍の20年には大手ワインブランドとタッグを組み、ロゼワイン「Snoop Cali Red」や、「INDOGGO」ブランドのジンを発売した。



 映像制作会社「Snoopadelic Films」も立ち上げており、日本のアニメ制作会社「マッドハウス」とタッグを組んだ主演ホラー映画『ギャング・オブ・ホラー』(06)、スヌープがレゲエミュージシャンに生まれ変わる姿を追ったドキュメンタリー映画『スヌープ・ドッグ ロード・トゥ・ライオン』(12)などの話題作を世に送り出した。ほかにも、写真共有アプリ「Snoopify」を作ってはやらせるなど、自分の名前をもじりながら多方面へビジネスを展開している。米大手掲示板サイト「Reddit」や、ビーガン商品会社、不動産への投資も行っており、ビジネスマンとしても成功しているのだ。

 今回のニュースに、ネットでは「名前からビジネスを派生させるのが好きなスヌープだけに、もっと早くホットドッグビジネスに参入するかと思っていた」といった意見が少なくない。しかし、16年に出演したトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』との企画コーナーで、ホットドッグのソーセージが作られる過程のVTRを見ていたスヌープが、あまりの生々しさに、「うげー、ホットドッグなんてもう二度と食わねー!」「マザーフ〇ッキング!」と叫んでいたため、ファンは「意外!」と驚いている。



 ちなみにスヌープは11年にアイスクリームを販売するとして「SCOOP DOGG」の商標を登録したが、商品は出していない。しかし過去に「ラッパーを引退したらSCOOP DOGGと名乗り、アイスクリームを売りたい」と発言していることから、“スヌープじいさん”になってから発売する可能性があり、「その時、ホットドッグも一緒に売るのでは」との臆測も飛び交っている。

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2022/01/14 19:18
スヌープ・ドッグ/ロード・トゥ・ライオン
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