悠仁さまの心情を思うと……

皇位継承策受け、秋篠宮家に批判増!? 皇室ウォッチャーが「中3の悠仁さまに伝えたいこと」

2022/01/03 10:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
この頃の印象も強いが、もうすぐ高校生に(Getty Images)

 昨年10月に眞子さんが皇籍離脱するなど、現在進行形で“皇族の減少”が進んでいる皇室。政府は、安定的な皇位継承策などを議論する有識者会議を再開し、昨年12月22日に岸田文雄首相が最終的な報告書を受け取ったが、その内容については世間から疑問の声も多い。

 現在、天皇陛下と皇族方は合わせて17人、そのうち未婚の女性皇族は5人。加えて、先月1日に愛子さまが成年皇族となられたことで、未成年の皇族は悠仁さま、お一人に……。近い将来、さらなる皇族減少が懸念される危機的状況で、今回の報告書の案は得策なのだろうか。皇室ウォッチャーX氏に聞いた。

17年前の議論を繰り返しているだけ

――有識者会議では、皇族数の確保策として「(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する」「(2)皇族の養子縁組を可能とすることで、皇統に属する男系男子が皇族となることを可能とする」の2案を提起。この案を聞いて、どのような印象を抱きましたか?

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 結局、皇位継承の議論は結論が出ないまま、皇室は先細りしていくのだろうと思いました。皇族数の確保については2004年の小泉純一郎内閣の時に本格的な議論が始まりましたが、06年9月6日に悠仁さまがご誕生されてストップ。この時に女性宮家の議論を進めなかったのは、政府の根強い男系男子の伝統支持派がいたからですが、今回も当時議論した内容を繰り返しているだけです。

 小泉内閣の時に議論が進展せず制度や法律が変わらなかったことを踏まえると、新しい案が出なかった今回も議論内容を国会に報告して終了し、最終的に現在の皇位継承の制度は変わらないでしょう。皇室の存続危機は一向になくならないと思います。

――この2案のメリットとデメリットはなんですか?

X どちらの案もメリットとしては、公務や宮中祭祀を行う「皇族数を確保できること」が挙げられます。特に後者の案だと、皇位を継承できる男系男子が増えるというメリットもあります。

 しかし、どちらもそれぞれデメリットがあります。前者の案はいわゆる女性宮家と同義ですが、それと同時に、いずれ悠仁さま以外に皇位を継承できる方がいなくなった場合、皇室をなんとかして維持するために「女性皇族しかいないから、女性皇族に即位してもらおう」という世論になり得ます。それは「女性天皇」であり、その子どもが皇位を継げば「女系天皇」となる。これまでの伝統が断ち切れるわけです。

 後者の案は、男系男子で皇位を継げるので保守派の論は維持できますが、これまで民間で生活していた人のことを「明日から皇族なので敬う」という国民はほとんどいないでしょう。本人にとっても国民にとっても、かなりハードルが高い案だと思います。

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