人の恋路は面白い

『バチェラー』の対抗馬が日本上陸! Netflix、正月に見たい旬の恋愛リアリティショー3選

2022/01/01 16:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
Netflix『ラブ・イズ・ブラインド JAPAN』視聴ページより

 17人の女性が実業家・黄皓さんを奪い合うリアル婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4(Amazon Prime Videoで独占配信)。黄さんによる欲望丸出しの行動がネット上で物議を醸しながらも、最終話まで配信されると視聴者から「バチェラー・ジャパン史上、一番感動した」という声が続出し、4代目バチェラーを務めた実業家・黄皓さんの人気もうなぎ上りだ。

 一方、Netflixでは、アメリカ発の婚活実験番組『ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!』の日本版『ラブ・イズ・ブラインド JAPAN』が来月2月より配信スタート。“外見ではなく内面で愛されたい”と願う独身男女が集結し、一度も相手の姿を見ることなく結婚相手を見つけ、婚約を決意した時点で初対面。その後は1カ月のバカンスと同棲を経て、果たして結婚へ踏み切れるか……というルールで行われる。

 なお、日本版のナビゲーターはお笑いタレントの藤井隆と女優の板谷由夏。『バチェラー・ジャパン』同様、かなり大がかりな撮影が行われたようで、映像のクオリティにも期待が高まる。

 そんなNetflixでは現在、実に多くの恋愛リアリティ番組が配信中だ。『ラブ・イズ・ブラインド Japan』の配信に先駆け、このお正月に家でダラダラしながらぜひ見てほしい、おすすめの恋愛リアリティショー3作品を紹介する。

『未来日記』:ラストが切ない胸キュンラブストーリー

 1998年から2002年まで放送されたウッチャンナンチャンのバラエティ番組『ウンナンのホントコ!』(TBS系)内の大人気企画『未来日記』が、約20年ぶりにNetflixで復活。互いを知らない男女に「これから起こることが書かれている不思議な愛の日記」が届けられ、それぞれが日記通りに行動し、恋に落ちていく過程が描かれる。

 スタジオにはMCのDAIGOのほか、見届け人としてEXILE・佐藤大樹、夏菜、ラランド・サーヤ、鷲見玲奈が出演。第1話では、19歳の大学生・仲宗根真愛と24歳の料理人・若松拓斗が横浜の講演会場で運命的な出会いを果たし、2人きりのデートを楽しむ。

 男女の人選も含めて10代などの若者をターゲットにした作りだが、約20年前に『未来日記』を見ていた世代にとっては「そうそう、こんな感じだった」と懐かしみながら見れそうな内容だ。

『ザ・ジレンマ: もうガマンできない?!』:パリピが禁欲ルールに翻弄される

 リゾート島に肉食系男女が集められ、“キスを含む性行為や自慰行為は禁止”という禁欲生活の中で、賞金10万ドルをかけて1カ月間、共同生活する『ザ・ジレンマ: もうガマンできない?!』。2021年にはアメリカ、イギリスなどから参加者が集まった同タイトルのほか、「ブラジル編」や「ラテンアメリカ編」も配信され、世界的なヒットを記録している。

 「愛かセックスか賞金か」と謳う同番組では、参加者がルールに違反すると賞金が減らされてしまう。禁欲生活にイライラつく男性、欲望に負けて「3000ドル減っちゃ~う」と言いながらキスしてしまう女性など、彼らの低レベルな駆け引きをぼんやりながめていると、日常の小さな悩みなどどうでもよくなりそうだ。

 過激な内容ゆえに望みは極めて薄そうだが、日本のパリピが集結する「日本編」もぜひ見てみたい。

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