【ジャニーズダンス楽曲大賞2021】

Hey!Say!JUMPがランクイン! プロダンサー「ARATA DANCE SCHOOL」が選ぶ、「ジャニーズダンス楽曲大賞2021」ベスト3

2021/12/30 15:00
ARATA

Hey!Say!JUMP「ネガティブファイター」:実力がある証拠

 明るく可愛い世界観で勇気をもらえるダンスでした。 キャッチーな振り付けが多く、 歌詞を一つひとつ丁寧に表現しているので、歌っているメンバーの方たちの表情がより一層引き立つ仕様になっています。 イントロは少し勢いのあるダンス寄りなテイストで、 サビに向かうにつれてみんなが真似できそうなテイストに移り変わるところも素敵です。ダンスの解像度を変化させられるのは、それだけ実力があって幅のあるダンスができるという証拠でもあり ますよね。

 「狼青年」(20年12年リリース)から注目し始めたのであまりチーム全体のことを把握できて いるわけではないのですが、まとまり感や空気の作られ方が作品ごとにしっかりと固められており、コミュニケーションが密に取られているように感じられました。「群青ランナウェイ」はテレビで見て感動しましたし、「Try & error」もYouTubeで見てその激しさに驚きました。来年も注目していきたいと思います!

ジャニーズらしくない振付は?

 Snow Man「EVOLUTION」。ジャニーズらしさとは何か、 という定義がここ最近は非常に曖昧になってきているといいますか 、 多様なジャンルを目にする機会が増えているので難しい質問ですね(笑)。ジャニーズの中で自分たちで振付をするという意味においては、岩本照くんの振付は従来の「ジャニーズらしい振付」 とは異なるのかなと思います。

 印象的なのは歌舞伎のポーズをダンスの振付にしているところで、 その独創性と言いますか、発想力に驚きました。 ダンスをやっている身からすると、 見たことのない振付を作ることは非常に難しいことで、 その点を岩本くんはどんどん攻めていて本当にすごい方だなと感じ ています。ダイナミックとミニマムを行き来して、動きの強弱を付けるセンスに長けていますよね。 嵐の大野智さんが振付していた作品も非常に面白かったのですが、 それと似たフレーバーを感じています。

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中堅のJUMPもすごく踊った1年!
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