[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

小6娘がTikTokで知ったドラマ『女王の教室』に夢中! 天海祐希のクレーム対応にオレも思わず見入りましたよ

2021/12/27 19:09
叶井俊太郎(映画プロデューサー)

『女王の教室』で娘が盛り上がっていたシーン

 ココは厳しい阿久津の発言に「あり得ない!」とブーブー文句を言いながら、かなり夢中になってドラマを見ていました。女子生徒のサイフが教室で紛失した時には、「見てられない!」と自分の部屋に逃げてしまった。「どうした?」と聞くと、「ハラハラするストーリーはマジ無理!」とのこと。サイフがなくなって犯人探しするシーンごときが見られないってことは、サスペンスやホラー映画はまだ見られないだろうなあ。

 とある回では、阿久津の授業の進め方などに保護者たちがブチ切れ、クレームをつけるために学校に集結。阿久津はまったく怯まずに、「保護者一人ひとりと面談して説明します」と冷静に対応。厳しくしているのはすべて子どものためと説明し、親たちは全員納得して帰る。その後も保護者たちが阿久津に怒りを募らせるシーンがいくつかあるんですが、阿久津はその都度話し合いで解決しています。

 クレームに対する阿久津の対応が素晴らしい! 16年前のドラマだから、今はポリティカル・コレクトネスの観点から見ても通用しない部分があるかもしれないけど、小学校の先生たちはこのドラマを見た方がいいと思います。

 ちなみにココは自分と同じ6年生がドラマの中で恋愛っぽい雰囲気になるシーンがあるからか、「続きが気になる!」とかなり盛り上がってましたね。阿久津の話よりも生徒同士のいざこざが面白かったみたいです。

 ついでに、物おじしない女性教師が小学4年の問題児クラスで奮闘する姿を描いた古瀬美智子主演のドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日系、10年)もDVDをレンタルして見せたら、「小学4年には興味なし!」と1話の途中でやめて、ゲームしてた。最近は小学校が舞台の学園ドラマはほとんど作られていない気がするんですけど、あまり需要ないのかなぁ。オレが中学の頃は『3年B組金八先生』(TBS系)ブームだったし、学園ドラマを制作したら当たると思うんですけどね。

叶井俊太郎(映画プロデューサー)

叶井俊太郎(映画プロデューサー)

2009年9月に漫画家・倉田真由美と入籍した、バツ3の元ヤリチン。09年11月に生まれたココちゃんと現在は家族3人暮らし。著書に『突然、9歳の息子ができました』(サイゾー)『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』(倉田真由美との共著、幻冬舎)がある。

ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

最終更新:2021/12/27 19:09
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