やがて悲しきフェミ男ブーム

いしだ壱成、大麻で逮捕「あわや20億円損失」の過去も! 芸能人生転落から“再生”のプランは?

2021/12/28 15:47
村上春虎
スーパーラヴァーズといしだ壱成がまぶしかった時代だよ(C)サイゾーウーマン

 妻のことを「たぁたん」と呼んでノロケていたのは、わずか3年前。俳優・いしだ壱成が、妻の飯村貴子さんと離婚した。90年代のドラマ界を、その繊細な演技と、どこか危うげな魅力で人気を集めた俳優・いしだ壱成。それから20数年がたった現在の芸能活動は、主にインスタグラムの更新のようだが、今後タレントとして“再生”する道はあるのだろうか? 

 これまでの活躍と転落、そして芸能活動の今後についてテレビマンに聞いてみた。

 1974年、石田純一と活動家・星川まりとの間に生まれた壱成。2歳のときに両親が離婚すると母親に引き取られ、その父方の祖父に溺愛されたという。そのおかげか、9歳のときからピアノを習うなど、恵まれた環境で過ごしていたそう。

「壱成は『自分の将来に高校や大学といった学歴は必要ない』と判断し、中学を自主退学したあと、オーストラリアのフリースクールへ入学。現地で演劇を学び、帰国後はレゲエバンドに参加し、キーボード奏者としてワゴン車に楽器を積んで各地へツアーに出かけていたことがわかっています」(芸能ライター)

 そんな壱成が表舞台に立つことになったのは、それまで鳴かず飛ばずだった石田純一がトレンディ俳優として一世を風靡したことに始まる。

 マスコミが、壱成を「石田純一の隠し子」として大々的に発表したのだ。ただし、純一は「隠していたというのは語弊がある。最初の結婚や子どもがいたことを公表していなかっただけ」と主張。いずれにせよ、壱成の芸能人生はスタートからスキャンダラスだった。

 その後、父・純一のコンサートで偶然居合わせたテレビプロデューサーの目に止まり、フジテレビの特別ドラマに出演。それが評判となり、同局『放課後』で観月ありさの相手役として出演して注目を集める。

 さらに『ひとつ屋根の下』『聖者の行進』(同)、さらには『未成年』(TBS系)と、脚本家・野島伸司の作品に立て続けに出演。その中性的な雰囲気から、武田真治とともに「フェミ男」と呼ばれ、男性芸能人の人気トップに立った。

 また恋愛関係では、坂井真紀、とよた真帆との同棲など、数々の浮名を流してワイドショーを騒がせていた。

 そんな芸能人生から転落したのは2001年8月。大阪市内のホテルで大麻樹脂約2グラムを所持していたとして、大麻取締法違反の現行犯で逮捕されたのだ。

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